2026/04/23

厳冬期にスギ林の落ち葉を掘って餌を探す雪国のホンドタヌキ【トレイルカメラ:暗視映像】

 



2025年1月下旬・午後22:00頃・降雪・気温-1℃ 

スギ防風林にある晩単独でやって来たホンドタヌキNyctereutes viverrinus)が、雪にうっすらと覆われたスギの落ち葉を前足で掘っていました。 
掘り返した穴に鼻面を突っ込んで、餌を探したものの、空振りだったようです。 
ゆっくり立ち去りました。 

ここは何者かが狩りの後で鳥の羽根を毟り取った地点なのですが、タヌキは林床に散乱していた鳥の羽根にすっかり興味を失っています。 


つづく→

精米所の横に散乱した屑米を採食するスズメの群れ(冬の野鳥)

 

2025年1月下旬・午後14:00頃・くもり 

この冬は記録的な大雪が積もりましたが、車道の舗装路はしっかり除雪されています。 
除雪車が道端に寄せた雪山にスズメPasser montanus)の群れが集まっていました。 

警戒を解くと、道端でスズメたちが路面を啄み始めたのはなぜでしょうか? 
奥にある謎のプレハブ小屋がヒントです。
窓に選挙ポスターが貼られているので分かりにくいのですが、その小屋はコイン精米所(無人精米所)です。 
誰か利用者が精米した米粒をスズメに少しおすそ分け(給餌)したのか、あるいは捨てられた屑米が散乱しているのでしょう。 

奥の路地から車が走って来ると、スズメは飛んで逃げました。 
スズメの群れは、コイン精米所の屋根に積もった雪の上や、右隣の落葉したオオヤマザクラの樹上に一時避難しています。
しばらくしたら、また路上に戻って屑米を拾い食いするのでしょう。 

撮影後に通りを渡って、採食メニューをしっかり現場検証すべきでしたね。 

2026/04/22

厳冬期の雪深い落葉二次林内を夜な夜なうろつくニホンノウサギ【トレイルカメラ:暗視映像】

 

2025年1月下旬〜2月中旬

シーン0:1/20・午後13:38・晴れ・気温21℃(@0:00〜) 
シーン0:1/20・午後14:21・晴れ・気温20℃(@0:03〜) 
明るい昼間にたまたま撮れた現場の様子です。 
根雪が積もり落葉した二次林で、ホンドタヌキが越冬する営巣地を自動撮影カメラで見張っています。 
ここは以前、ニホンアナグマの営巣地(セット)でした。 

冬毛のニホンノウサギLepus brachyurus angustidens)が登場したシーンをまとめました。 


シーン1:1/26・午前4:50・気温-6℃(@0:07〜) 
かなり冷え込む未明に、雪深い奥の林内を右から左へぴょんぴょん跳んで横切りました。 


シーン2:1/26・午前後・気温-5℃(@0:13〜) 
約15分後に、ノウサギが再登場。 
右奥の林内で立ち止まって、落葉灌木の幹の匂いを嗅いでいます。 
奥の林内を右から左へぴょんぴょん跳んで横断。 
ノウサギが飛び跳ねても足が雪面にまったく潜っていません。 
雪面が固く凍っているのもありますし、足裏の面積がかんじきのように広いので、雪に潜りにくいのです。 


シーン3:2/15・午後1:48・気温-5℃(@0:43〜) 
20日後の晩にもノウサギが現れました。 
奥の林内を右から左へ軽快に横切りました。
雪面の匂いを嗅ぎながら、緩急を付けて跳躍移動しています。 


※ 動画の一部は編集時に自動色調補正を施しています。 


【考察】 
実は、この地点でニホンノウサギの姿が撮れたのは初めてです。 
この二次林にはノウサギの餌になりそうな笹薮さえも自生していないからです。 
登場した3回とも、セットに立ち入りませんでした。 
この冬は記録的な大雪が積もり、常緑灌木のヒメアオキ群落も雪の下に埋もれました。 
ノウサギは枝先を齧って飢えをしのいでいるのでしょうか。 
天敵のキツネやテンもときどき獲物を求めてうろついていますから、ノウサギも油断は出来ません。 


つづく→

ランダムに記事を読む