2025/07/06

平地の二次林でミズキの幹やマルバゴマキの葉裏に眼下腺マーキングするニホンカモシカ【トレイルカメラ】

 



2024年6月中旬

シーン1:6/13・午後14:02・晴れ・気温30℃(@0:00〜) 
平地の二次林で死んだニホンアナグマの旧営巣地(セット)を見張る監視カメラにニホンカモシカCapricornis crispus)が写りました。 
山から降りてきてこの森に迷い込み、もはやすっかり住み着いたようです。

右からゆっくり歩いてきて立ちどまり、ミズキの幹の匂いを嗅いでから複数本に眼下腺からの分泌物を擦りつけてマーキングしました。 
顔だけでなく、顎の下もゴシゴシと木の幹に擦り付けました。 
ときどき短い尻尾がピコピコと左右に動いています。 
匂い付けをした後はペロペロと舌舐めずりしています。 

ニホンザルが木揺すりディスプレイの際に折ったミズキの落枝が途中で引っかかっていて、カモシカの通行の邪魔になっていますけど、カモシカは強引に通り抜けました。 


シーン2:6/13・午後14:06・晴れ(@1:00〜) 
別アングルで設置した監視カメラの映像に切り替えます。 
ニホンカモシカはゆっくりと前進して、巣口Rから右に伸びるマルバゴマキ(別名マルバゴマギ、ヒロハゴマキ、オオバゴマキ)の細い灌木の幹および葉裏にすりすりと顔の眼下腺を擦りつけてマーキングしました。 
このとき、マルバゴマキの葉を食べることはありませんでした。 


シーン3:6/14・午後15:26・晴れ・気温30℃(@1:53〜) 
翌日も午後に同一個体と思われるカモシカがやって来ました。 
巣口LRの中間地点で立ちどまり、巣口Rから生えた細いマルバゴマキ灌木の葉裏に眼下腺の分泌物を擦りつけました。 
縄張り宣言の匂い付けを正面からしっかり撮れました。 
マルバゴマキの葉を食べなかったのは、前日と同じです。 
初夏の強い日差しが射して、逆光になっています。 

獣道を通って左に立ち去る際に、左後脚の付け根(鼠径部?)に黒斑を認めました。 
今後、個体識別に使える特徴かもしれません。 


シーン4:6/14・午後15:26・晴れ・気温30℃(@1:53〜) 
別アングルの監視カメラでも撮れていました。 
 巣口Rから生えた細いマルバゴマギ灌木の葉裏に眼下腺マーキングしてから、カモシカは獣道を通って右上奥へ立ち去ります。 
通りすがりにミズキ立木の幹に右脇腹をわざと擦り付けて行ったように見えました。


涸れ沢で聞こえるタゴガエル♂の鳴き声♪

 

2024年5月下旬・午前11:30頃・くもり 

里山で林道を静かに歩いていたら、タゴガエル♂(Rana tagoiがひっそりと鳴いている声に気づきました。 
林道脇の沢は涸れていて、水は流れていません。 
涸れ沢のどこかにタゴガエル♂が潜んでいるようです。 
涸れてはいるものの、急斜面の沢は大量のスギ落ち葉で覆われ、シダ植物やアカソ?などの下草が生えています。 
一部の岩は苔むしていて、湿り気がある環境であることを物語っています。 

鳴き声を頼りに忍び足で近寄っても、タゴガエルは鳴き止みませんでした。 
おそらく1匹の♂が断続的に鳴いているようです。 
しかし、居場所を突き止めて姿を撮影するのはとても難しそうです。 
後半は風が吹いて木の葉がザワザワと音を立てて揺れ、タゴガエル♂の鳴き声がかき消されてしまいました。 

関連記事(1ヶ月前の撮影)▶ 山中の沢で春に鳴くタゴガエル♂♪ 


2025/07/05

山林の湿地帯を夜にうろつき急に逃げるヤチネズミ?【トレイルカメラ:暗視映像】

 



2024年6月上旬

シーン0:6/7・午後13:40・晴れ(@0:00〜) 
シーン0:6/7・午後13:14・くもり(@0:03〜) 
明るい日中にたまたまフルカラーで撮れた現場の様子です。 
山林の中に少し開けた湿地帯があり、野生動物や野鳥が水場として利用する泥水溜りを2台の自動撮影カメラ(旧機種)で見張っています。 

野ネズミ(ノネズミ)の登場シーンを以下にまとめました。 
湿地帯ということでヤチネズミCraseomys andersoni)だと嬉しいのですが、私には見分けが付きません。 
ただのアカネズミやヒメネズミかもしれません。 


シーン1:6/7・午後22:20(@0:07〜) 
晩に浅い水溜りの対岸の草むらを1匹のヤチネズミ?がチョロチョロと左へ向かいました。 
餌を探し歩いているのでしょう。


シーン2:6/9・午前0:07(@0:31〜) 
2日後の深夜、対岸右に来ていた野ネズミが監視カメラの起動に気づくと、カメラ目線でフリーズしています。 
突然、左に向かって走り出して草むらに消えました。 
ときどきピョンピョン跳ねながら、全力疾走で必死に逃げています。 
もしかすると、トレイルカメラに怯えたのではなくて、この水場によく現れるフクロウに狩られないように逃走したのではないかと推測しています。 


つづく→

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