2024/08/27

晩秋の二次林で活動するシメ、ヤマガラ、啄木鳥【野鳥:トレイルカメラ】

 

2023年11月上旬・午後15:50頃・気温22℃(日の入り時刻は午後16:42) 

平地の二次林でニホンアナグマ(Meles anakuma)の営巣地(セット)を見張るトレイルカメラの天辺に鳥が止まりました。 
レンズに尾羽だけが写っています。 
素人目にはなんとなく、シメ(Coccothraustes coccothraustes)の尾羽ではないか?と思うのですが、どうでしょうか。 

関連記事(同所で約20日前の撮影)▶ 秋の二次林に渡来した2羽のシメ【野鳥:トレイルカメラ】 

謎の鳥はすぐに画角の外へ飛び去ってしまいました。 
その後もしばらく周囲の樹上を枝から枝へ飛び回っているようで、細い蔓が揺れています。 

次はヤマガラ(Sittiparus varius)が飛来すると、木質の細い蔓にちょっと止まってからすぐに飛び去りました。 
不審な監視カメラを偵察に来たのかな?

最後に、何者かが近くで木の幹を素早くコツコツ♪とつつく音が響きましたが、啄木鳥の姿は写りませんでした。 
ヤマガラなどのカラ類とよく混群を形成する啄木鳥はコゲラですが、この森には他にもアカゲラやアオゲラが生息しています。 
もしかすると、この打音は啄木鳥のドラミングではなくて、ヤマガラが樹上にドングリを埋め込んで貯食する音かもしれません。 

関連記事(3年前の撮影)▶ 木の実を樹皮の下に貯食するヤマガラ(野鳥) 


落葉が進む晩秋の二次林には、いろんな野鳥が現れます。 
木の葉が鬱蒼と生い茂って林内が暗くなる夏よりもむしろ鳥の出現頻度が多いようです。

2024/08/26

毎晩採餌に出かける前に巣口の横で念入りに毛繕いする晩秋の野ネズミ【トレイルカメラ:暗視映像】

 



2023年11月上旬 

平地のスギ防風林にあるニホンアナグマ(Meles anakuma)専用の溜め糞場stmpを自動センサーカメラで見張っています。 
スギ林床で営巣する野ネズミ(ノネズミ)が毛繕いするシーンをまとめました。 

シーン1:11/3・午後17:31(@0:00〜) 
巣口のすぐ近くの林床で野ネズミが立ち止まり、ひたすら毛繕いしています。 
前脚を忙しなく擦り合わせているようです。 


シーン2:11/4・午後17:20(@1:02〜) 
前日と全く同じ地点で毛繕いしています。 
前脚を擦り合わせ、顔を拭いました。 

シーン1および2は、動画編集時に1.5倍に拡大してあります。 


シーン3:11/5・午後14:14(@2:02〜) 
明るい時間帯にたまたま撮れた現場の状況です。 
シーン3以降は、拡大するのを止めて、オリジナルの映像でお届けします。 


シーン4:11/5・午後17:19(@2:06〜)日の入り時刻は午後16:40 
出巣直後だと思うのですが、いつもの場所(巣口の近く)で日課の毛繕いをしています。 
ときどき身震いもしています。 


シーン5:11/6・午後17:23(@3:06〜) 
翌日もほぼ同じ時刻に同じ地点で、同一個体?が毛繕いをしていました。 
毛皮を掻きむしっています。 


シーン6:11/7・午前0:39(@4:06〜) 
珍しく日付が変わった深夜にも、外出する前に、巣口の横のお気に入りの地点で毛繕いをしています。 


【考察】 
野ネズミは夜行性なので、昼間は巣穴で寝て休みます。 
日没後の晩に活動を始めると、まず巣口の外で念入りに身繕いするのが日課(イブニング・ルーチン)のようです。 
化粧を済ませると餌を探し求めて探索を始めるはずですが、いつも録画が途中で打ち切られてしまっていて、探餌徘徊に移行するシーンが撮れていません。 

晩秋になって見られるようになった新規の行動なので、気温の低下と関係がありそうです。 
シバリングや乾布摩擦のように前脚で体をこすって、体温を積極的に上げているのかもしれない、と思いつきました。 
動画撮影時の気温を取得できていないのが残念です。 
サーモグラフィカメラで動画を撮ったら確かめられるかもしれません。 

林床の一箇所に毎晩長時間留まっていると、夜行性の天敵(フクロウやテン、イタチ、キツネなど)に捕食されるリスクがあるのではないかと心配になります。
いざとなれば近くの巣口に素早く飛び込めるという自信があるのでしょう。 
巣口には落ち葉を被せて隠蔽偽装されています。 



ホトトギスの花で吸蜜ホバリングするヒメクロホウジャク(蛾)

 

2023年11月上旬・午後15:40頃・晴れ(日の入り時刻は午後16:41) 

堤防路の花壇に咲いたホトトギスの群落で夕方にヒメクロホウジャク(Macroglossum bombylans)が訪花していました。 
激しく羽ばたいてホバリングしながら口吻を器用に伸ばして距に差し込み、花蜜を吸っています。 
花壇でホトトギスと一緒に咲いていたシュウメイギクの花には見向きもしませんでした。 
(動画のサムネイルでは、まるでピンクのシュウメイギクに訪花しているように見えますが、実際は吸蜜していません。)
1種類の花を好んで訪れる習性は、定花性と呼ばれます。



ヒメクロホウジャクの吸蜜ホバリングを1/5倍速のスローモーションでリプレイ。(@0:16〜)

ホトトギスの花の全景

ランダムに記事を読む