2022/10/19

飛べ!キマダラセセリ【FHD動画&ハイスピード動画】

 

2022年7月中旬・午後14:55頃・晴れ 

山腹をトラバースする山道沿いでクズの葉にキマダラセセリPotanthus flavus)が乗っていました。 
翅を半開きにして日光浴しているようです。 
背側から見下ろすアングルでは翅裏が見えません。 
 『フィールドガイド日本のチョウ』p297によると、キマダラセセリ♂は葉上で占有行動をとるそうです。 
ただし、私にはこの個体の性別が見分けられません。 
本種の食草はイネ科、タケ科なので、マメ科のクズとは無関係のはずです。 

飛び立つ瞬間を狙って240-fpsのハイスピード動画でも撮ってみました。(@0:06〜) 
物を投げつけて飛び立たせました。 
ハイスピード動画でも羽ばたきが速過ぎて、翅裏の斑紋が見えません。

2022/10/18

池の落枝で佇むカワウ若鳥が水面を助走して飛び立つまで(野鳥)

 

2022年7月下旬・午後17:00頃・晴れ 

溜池で初めてカワウPhalacrocorax carbo hanedae)を発見。 
若鳥が1羽、落枝(流木?)の上に片足立ちで乗り、夕方の西日を浴びていました。 
水面からの照り返しもあり、白飛び気味になってしまいました。 
近くに居たアオサギは警戒心が強く、私が池畔からカメラを向けた途端に続々と飛び去ってしまいました。 
カワウは上げていた左足を下ろしたものの、キョトンとして辺りを見回しています。 
やがて、翼を震わせ羽毛を逆立てました。 
周囲に水鳥の仲間がいないとやはり不安になるようで、辺りをキョロキョロ見渡しています。 
最後は飛び去るために助走開始。 
残念ながら手前の草むらが邪魔で、飛び立つ様子を見届けられませんでした。 
助走シーンを1/5倍速のスローモーションでリプレイ。 
翼を広げ足を屈めて落枝から水面に飛び降りると、水面を両足跳びで走っています。 
今回の個体は、飛び立つ直前に軽量化の脱糞をしませんでした。 
カワウが居なくなると、重みで水面下に沈んでいた落枝が弾性・浮力で戻りました。 

※ 最後の助走シーンのみ水音が聞き取れるように、動画編集時に音声を正規化して音量を強制的に上げています。

コナラの樹液を吸うアオカナブンとしばし遊ぶ

 

2022年7月中旬・午後16:10頃・晴れ 

里山の山道の横に生えたコナラの幹に鮮やかなメタリックグリーンが光っていました。 
お!と思って近づくと、アオカナブンRhomborrhina unicolor)が樹液酒場で吸汁していました。 
黒くボロボロに朽ちかけた部分の幹から樹液が滲んでいるようですが、樹液の発酵臭を私の鼻では全く嗅ぎ取れませんでした。 
初めは下向きで幹をうろついていたアオカナブンが上向きに方向転換し、幹の裂け目に口吻を差し込んで吸汁開始。 

他にはハエ類とアリ類も樹液酒場に群がっていました。(種名不詳) 
近くに居る煩いハエを追い払うために、アオカナブンは前脚で軽く払い除けたり頭を跳ね上げたりしています。 
アオカナブンの体の側面から横に生えている尖った突起が格好良くて、いつも気になっています。 
この器官の正式名称と役割を知りたいところです。 
自衛用の武器なのでしょうか? 
それとも飛翔時に役立つ器官なのかな? 

アオカナブンと正しく同定するためには、識別点の腹面を確認する必要があります。 
カナブンの緑化個体と似ていて紛らわしいのですが、私は未だ調べた数が少ないこともあり、カナブン緑化個体を見つけたことがありません。 
手掴みした瞬間に驚いたアオカナブンが反射的に透明なオシッコを排泄したものの、残念ながら私の手で隠れてしまい、しっかり写っていません。 
樹皮に食い込んだ爪を引き剥がすのに苦労しました。 
仰向け状態で擬死している間に腹面を接写すると、胸部中央部から細長い突出した構造があることからアオカナブンと判明。 
また、左右の後脚のつけ根が接していることもアオカナブンの特徴です。
【参考図書】 
・『くらべてわかる甲虫1062種』p59 
・『樹液に集まる昆虫ハンドブック』p49

なんとか自力で起き上がると、私の手の上を慌てて走り回り、すぐにブーン♪と重低音の大きな羽音を立てて飛び去りました。 
飛び立つ瞬間を1/5倍速のスローモーションでリプレイすると、 鞘翅は閉じたままで、横の隙間から後翅を広げて羽ばたいていることが分かります。

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