2021年12月下旬・午前8:05頃・晴れ
里山でタヌキの溜め糞があったスギ林道を積雪期になってからもトレイルカメラで監視し続けています。
朝の雪山にニホンリス(Sciurus lis)が登場しました。
同じ場所で前回は写真だけだったのですが、ようやくニホンリスの証拠映像が撮れました。
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野ネズミと異なり、ニホンリスは昼行性と分かります。
スギの幹から雪面に飛び降りたリスが林道を走って横断しました。
1/5倍速のスローモーションでリプレイしてみると、どうやら口に餌を咥えて運んでいるようです。
餌の正体は分かりませんが、リスがスギの球果を食べるはずはありません。(松ぼっくり? ドングリ? クルミ?)
秋の間にスギ林に貯食しておいた餌を冬になって取りに来たのかもしれませんね。
同時期に別のトレイルカメラで監視している平地の河畔林とは違い、この場所(里山のスギ植林区画)には野ネズミが一度も現れません。
そのおかげで、トレイルカメラ(無人センサーカメラ)の無駄撮りが少ないのは助かります。
また川沿いと違って山中(特にスギ林の林床)は微気象が安定していて、霧が発生する時間帯がありません。
※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。