2021年12月下旬
平地の川沿いのニセアカシア林でタヌキの溜め糞rvをトレイルカメラで監視している記録の続きです。
クリスマスの時期に3夜連続でタヌキが現れました。
シーン1:12/22・午後22:49
一度は積もった雪がだいぶ溶けて、立木の根元では地面が露出しています。
ニセアカシア立木の奥をホンドタヌキ(Nyctereutes viverrinus)が単独で左に横切りました。
雪に埋もれた溜め糞場を素通りしたかと思いきや、回り込んで画面の左下隅から再登場。
溜め糞場の様子を匂いでチェックしてから、右へ立ち去りました。
結局、この日は脱糞しませんでした。
シーン2:12/23・午前2:42
4時間後にタヌキが再登場。
同一個体が戻ってきたのか、別個体なのか、識別できていません。
風がやや強く、小雪が降ると横殴りの軽い吹雪になっています。
ホンドタヌキは残雪に埋もれた溜め糞を前脚で引っ掻いて少し堀り返すと、匂いを嗅ぎました。
すぐ横の雪面に別の溜め糞が露出しているのに、なぜかそちらには興味を示しませんでした。
雪を少し掘った穴に跨って排便開始。
排泄中にキョロキョロと辺りを見渡すタヌキはトレイルカメラを不思議そうに見上げました。
タヌキが左に立ち去った後、雪面には新しい固形の糞が少量残されていました。
その日の晩はみぞれのような雪が降り続き、シャーベット状の湿雪で新旧の溜め糞が少し埋もれました。(映像は割愛)
シーン3:12/24・午後20:13
翌日の昼間は気温が上がったようで、溜め糞場の雪が更に溶けていました。
晩に来たタヌキが左の溜め糞に跨り、奥を向いて排便中でした。
小さな丸い固形糞がコロンと雪面に転がり落ちました。
振り返ってカメラ目線をくれました。
立木の奥に向かう途中で、露出した溜め糞(凍結状態?)をうっかり(?)右後足で踏んでしまいました。
不潔だという意識があまりないのでしょうか。
我々ヒトにはちょっと理解し難いところです。
立木の裏で立ち止まると、身震いしてから右へ向かいました(川沿いを上流へ)。
※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。
ちなみに12/29に現場入りしてカメラの電池を交換したときには、溜め糞場は新雪(根雪)ですっかり覆われていました。
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