2021年12月中旬・午後18:43・小雪
ニセアカシア河畔林の溜め糞場にホンドタヌキ(Nyctereutes viverrinus)が現れ、排便して立ち去りました。
風が強く、雪が横殴りで降っています。
雪は降り始めたばかりのようで、林床には未だ雪が積もっていません。
タヌキの毛皮がぐっしょり濡れているということは、降り始めの雪は雨に近いみぞれのような状態なのかもしれません。
強風が吹くと、トレイルカメラを固定している立木がゆっくりと左右に大きく揺れます。
この振動が原因でセンサーが誤作動を起こし、無駄撮りが増えました。
せっかくなので、カメラの誤作動で撮れた映像を利用して、吹雪が降り止むまでの様子をお届けします。
約5時間後(午後23:53)、吹雪が降り続いています。
林床には結構雪が積もり、タヌキの溜め糞は新雪で完全に埋もれました。
排泄したばかりの新鮮な糞は体温で暖かかった(ホカホカ)はずですが、吹雪の夜にすぐ冷えたようです。
翌日の夜明け前(午前05:09)になっても吹雪が降り止みません。
ニセアカシア立木の幹にも横殴りの雪が付着していました。
その日の深夜(午後23:48)に撮れた映像では、雪がようやく降り止んでいました。
河畔林にはかなり雪が降り積もっています。
吹雪が降る荒天時に野生動物は全く出歩かないようで、トレイルカメラには何も撮れていませんでした。
低温で撮り損ねたのではなく、新雪に野生動物の足跡は残されていません。
0 件のコメント:
コメントを投稿