2021/10/21

電柱の天辺でさえずる♪キジバト♂(野鳥)

 

2021年6月中旬・午後16:05頃・くもり 

山麓の農村部で電柱の天辺に1羽のキジバト♂(Streptopelia orientalis)が止まり、デーデーッポッポー、デーデーッポッポー♪と鳴き続けています。 
冒頭では私に対して少し警戒しているようです。 
風切り音がうるさくて肝心の鳴き声があまり聞き取れないかもしれませんが、音量を上げてヘッドフォンでお聞き下さい。 
※ 動画編集時に音声を正規化して音量を強制的に上げています。 

途中で2羽のカワラヒワ(Carduelis sinica)が飛来し、左の電線に並んで止まりました。 
そのカワラヒワはすぐに鳴きながら飛び去ったものの、キジバト♂は電柱の天辺に居座ったままです。 
胸を膨らませて鳩胸になり、キジバト♂は再びさえずり始めました。 

キジバトの鳴き声を声紋解析するための素材が欲しいのですけど、風切り音、大工仕事で使うインパクトドライバーの騒音、および近くを流れる用水路の水音、という3種類のノイズに悩まされました。 

飛び立つ瞬間を動画に撮るつもりで私が長々とカメラを向けても、キジバト♂はなぜか全く逃げませんでした。 
何度かアングルを変えて撮影できました。 
私の方が根負けして、立ち去りました。 

キジバトの囀り(さえずり)には地方によって方言があるらしく、調べてみるのも面白そうです。
▼関連記事(ねとらぼ生物部によるネット記事) 
キジバトの鳴き方は個体や地域によって違う? 考察漫画に「うちの地域はこうです」と意見が集まる

2021/10/20

コムラサキの花で採餌するトラマルハナバチ♀【HD動画&ハイスピード動画】

 

2021年7月下旬・午前5:50頃・晴れ 

山麓の農村部で庭に植栽されたコムラサキの灌木にピンクの小さな花が満開に咲いています。 
早朝の朝日を浴びながらトラマルハナバチ(Bombus diversus diversus)のワーカー♀が忙しなく訪花していました。 
この組み合わせは初見です。 
多数の個体がブンブン♪と羽音を立てて飛び回っています。 
吸蜜するトラマルハナバチ♀の後脚を見ると、花粉籠に橙色の花粉団子を満載しています。
周囲ではニイニイゼミ♂(Platypleura kaempferi)♂の暑苦しい蝉しぐれ♪が絶え間なく聞こえます。 
トラマルハナバチ♀はコムラサキの花序で振動集粉しているような気もするのですが、セミの鳴き声がうるさくて聞き取れません。 


花から花へとあまりにも忙しなく飛び回るので、普通に撮った映像は見ると目が回りそうです。 
採餌(吸蜜・集粉)および花から飛び立つ瞬間を240-fpsのハイスピード動画でも撮ってみました。(@1:29〜) 
これぐらいスローモーションにすれば、じっくり観察することができます。 
逆に、マルハナバチがいかに生き急いで働いているか、よく分かります。 
複数個体を撮影。

 
8月下旬に同じ場所で撮った未熟果の写真です。




10月中旬にも同じ現場を再訪し、紫色に色づいた熟果の写真を撮ってきました。 
果実の付き方から、ムラサキシキブではなくコムラサキと確定しました。

ノギランの花序で交尾するシロホシヒメゾウムシ♀♂

前回の記事:▶ ノギランの花蜜を吸い飛び立つシロホシヒメゾウムシ【HD動画&ハイスピード動画】

2021年7月下旬・午前9:35頃・晴れ 

山道の横に咲いたノギランの群落で交尾中のシロホシヒメゾウムシ(=シラホシヒメゾウムシ;Baris dispilota)♀♂ペアを見つけました。 
マクロレンズで接写してみましょう。 

側面を向いてくれた際に、♂がオレンジ色の陰茎を挿入しているのがしっかり見えました。 
交尾後ガードではなく、本当の交尾中ということになります。 
♀は♂を背負ったまま花穂を歩き回り、交尾中も吸蜜に余念がありません。 
マウントした♂の体重のせいで♀はもう飛べませんから、花蜜が少なくても同じ花穂の上を歩き回るしかありません。 

後で思うと交尾が終了するまで見届けて、♀の腹端に交尾栓の有無を確認すべきでした。
関連記事(8年前の撮影)▶ シロホシヒメゾウムシの早漏♂(交尾失敗と体外射精)

ちなみに、背後の森でジーーーーーー♪と耳障りな低音で鳴き続けている声は、エゾゼミ♂(Lyristes japonicus)の合唱だと思います。

ランダムに記事を読む