2021年6月中旬・午後16:05頃・くもり
山麓の農村部で電柱の天辺に1羽のキジバト♂(Streptopelia orientalis)が止まり、デーデーッポッポー、デーデーッポッポー♪と鳴き続けています。
冒頭では私に対して少し警戒しているようです。
風切り音がうるさくて肝心の鳴き声があまり聞き取れないかもしれませんが、音量を上げてヘッドフォンでお聞き下さい。
※ 動画編集時に音声を正規化して音量を強制的に上げています。
途中で2羽のカワラヒワ(Carduelis sinica)が飛来し、左の電線に並んで止まりました。
そのカワラヒワはすぐに鳴きながら飛び去ったものの、キジバト♂は電柱の天辺に居座ったままです。
胸を膨らませて鳩胸になり、キジバト♂は再びさえずり始めました。
キジバトの鳴き声を声紋解析するための素材が欲しいのですけど、風切り音、大工仕事で使うインパクトドライバーの騒音、および近くを流れる用水路の水音、という3種類のノイズに悩まされました。
飛び立つ瞬間を動画に撮るつもりで私が長々とカメラを向けても、キジバト♂はなぜか全く逃げませんでした。
何度かアングルを変えて撮影できました。
私の方が根負けして、立ち去りました。
キジバトの囀り には地方によって方言があるらしく、調べてみるのも面白そうです。
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