2021/09/28

水辺の獣道を深夜に歩くニホンイタチ【トレイルカメラ】

 

2021年7月中旬・午後23:31・気温16℃ 

タヌキが利用していると思われる水辺の獣道に無人のセンサーカメラ(トレイルカメラ)を仕掛けると、意外な哺乳類が写っていました。 
これはニホンイタチMustela itatsi)ですかね? 
イタチの仲間について勉強不足な私は、テン(ホンドテン)と迷っています。 
赤外線による暗視映像(モノクロ)なので、動物の体色が分かりません。(※ 追記参照) 
体長についての情報も、この映像からは不明です。 
比較対象として、画角内に長さ1mの棒などを予め置いておくべきでしたね。 
現場は山地ではなく平地の湿地帯周辺なので、テンを除外しました。 

深夜にニホンイタチはトレイルカメラの前を右から左へ横切りました。 
遊歩道の匂いを嗅ぎながら、跳ねるように移動します。 
走る際は左右の両足を揃えて跳ぶので、細長い体幹と相まって尺取虫のような動きになります。 
短い映像を1/5倍速のスローモーションでリプレイ。 

泥だらけの路上にアメリカザリガニの死骸が1匹転がっているのですが、イタチは特に興味を示しませんでした。 
おそらく腐敗臭を嫌ったのでしょう。 
野上宏『街の水路は大自然』という素晴らしい写真集を拝見していたら、イタチが昼間に生きたザリガニを捕食する見事な生態写真が掲載されていました。(p18) 

何年前か忘れましたが、実はこの現場近くで昼間に1度だけ茶色のイタチを目撃したことがあります。 
農道を素早く走って横断し、草むらに消えました。 
イタチの糞と思われる特徴的な形状の獣糞をあちこちで見かけます。(状況証拠、フィールドサイン) 
この辺りでイタチが生息することを示す証拠映像が撮れたのは初めてで、嬉しい収穫でした。 

※ 動画編集時に映像を正規化して(equaliz0r)明るく補正しています。


【追記】 
できれば夜もカラー動画に撮りたいのはやまやまです。 
動体検知センサーと連動して、夜間に白色光の照明を点灯してから動画を撮ったり、ストロボを焚いて証拠写真を撮ったりする手法もあります。 
しかし私としては(どうしても必要に迫られない限り)あまりやりたくありません。 
私の興味関心は夜行性哺乳類の自然な行動にあるので、強い光で警戒させたくないのです。 
野生動物が無人カメラを恐れてこの獣道を二度と使わなくなってしまったら、それこそ本末転倒です。 
長期間放置すれば野生動物も徐々にカメラの発する光に慣れてくれるらしいのですが、フィールドに設置した無人カメラが夜な夜な光ると、その存在を誰かヒトに知られて悪戯や盗難のリスクも高まりそうです。 
私はむしろ、画像処理技術の進歩に期待しています。 

2021/09/27

オカトラノオの花蜜を吸うスジグロシロチョウの一種

 

2021年7月中旬・午後16:10頃・晴れ 

里山の山腹(林床)に咲いたオカトラノオの群落で スジグロシロチョウPieris melete)またはヤマトスジグロシロチョウPieris nesis)が訪花していました。 
左後翅がボロボロに破損している個体でした。 
常に翅をしっかり閉じたまま吸蜜するので翅表が見えず、私には種類を見分けられません。 
それでも、この組み合わせは初見でした。


キジバトの散歩・採食【トレイルカメラ:野鳥】

 

2021年7月中旬・午後19:00頃(日没時刻は午後19:01)・気温23℃ 

水辺の獣道に設置した無人センサーカメラ(トレイルカメラ)の監視映像にキジバトStreptopelia orientalis)がちらっと写っていました。 
こんな小さな被写体でも熱源の動体検知できるとは優秀です。 

日没直前、画面右端に登場したのに、残念ながらすぐに引き返してしまいました。 
まさか、トレイルカメラのかすかな起動音に気づいて警戒したのでしょうか? 
冠水していた遊歩道(元々は舗装路)はほぼ乾いたものの、泥が一面に残っています。 
その地面をあちこち啄みながらキジバトは歩き回っていました。 
路上(画面中央下部)にアメリカザリガニの死骸が2匹転がっているのですが、種子食性キジバトは興味を示しませんでした。(近づかず) 

ちなみに、この日は気象庁が東北地方南部での梅雨明けを平年より8日早く宣言しました。 

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