2021/09/22

日光浴中の体温上昇を抑えるため喉を震わせる夏のカワウ(野鳥)

 

川岸から倒れたニセアカシアの大木が水鳥たちの格好の止まり木になっています。 
定点観察に通うと、暑い夏にカワウPhalacrocorax carbo hanedae)が白い喉をプルプル震わせています。 
これは唾液の気化熱で体を冷やすための行動(体温調節)で、既に動画撮影済みです。 
川で潜水漁をした後のカワウは日光浴して濡れた羽根を乾かす必要があります。
カワウの羽根は他の水鳥に比べて油分が少なく、撥水性が低いので、乾くまでに時間がかかります。
しかしカワウは黒い鳥なので、体温が上がり過ぎないようにしているのです。(熱中症の予防)
この行動を見る度に、私はいつもスズメバチの扇風行動を連想します。
関連記事(1年前の撮影)▶  
喉を震わせて体温を冷やす炎天下のカワウ(野鳥) 
喉をブルブル震わせて体温を冷やす真夏のカワウ(野鳥)
これまで測り忘れていた気温のデータと共に、2回分の映像を今回はまとめました。 
ただし、対岸の撮影地点での気温です。 
カワウが居る倒木上は川面からの照り返しもあり、体感ではもっと暑いのかもしれません。 
未だ観察回数が少ないものの、目安として気温が30℃を超えるとカワウは喉を震わせ始めるようです。
この気温閾値もスズメバチの扇風行動と同じで、興味深く思いました。

シーン1: 2021年7月上旬・午後15:30頃・晴れ・気温30℃ 

いつもの倒木にカワウが1羽だけ止まっていました。 
胸の羽毛に白い斑が混じっているので、換羽中の若鳥のようです。 
キョロキョロと辺りを見回しながら、白く弛んだ喉をプルプルと震わせています。 

シーン2: 2021年7月中旬・17:20頃・晴れ・気温35℃ 

倒木上で2羽のカワウが夕日を浴びていました。 
右に居る成鳥が喉をブルブル震わせて、体温を冷やそうとしています。 
その一方で、倒木の左端に止まった若鳥は念入りに羽繕いを続けています。

2021/09/21

アルストロメリアの花蜜を吸うオオフタオビドロバチ♀

 

2021年7月上旬・午後15:30頃・くもり 

家庭菜園の片隅に花弁が赤い品種のユリズイセン(=アルストロメリア)が咲いています。 
その群落でオオフタオビドロバチ♀(Anterhynchium flavomarginatum)が訪花していました。 
この個体は♀ですかね?
ユリズイセンで毎回行儀よく正当訪花を繰り返して花筒の奥に潜り込み、吸蜜しています。
関連記事(4年前の撮影)▶ ユリズイセンの花で盗蜜するオオフタオビドロバチ

水門の支柱天辺から飛び立つノスリ(野鳥)

 

2021年7月上旬・午後14:00頃・くもり 

カラスに追われて湿地帯の方へ逃げてきたノスリButeo japonicus)が、私の姿を見つけると驚いて引き返し、水門の柱の天辺に止まりました。 
カラスは深追いしてきませんでした。
動画の冒頭でノスリの鳴き声♪が記録されています。 
隣接する水田の方を見渡しているようです。 

実は、この水門を流れる用水路で多数の小魚が跳ねていました。
関連記事(同じ日に撮影)▶ アユの滝登り?【HD動画&ハイスピード動画】
ミサゴのような魚食性の猛禽類なら目敏く見つけて捕食したかもしれませんが、ノスリは興味ないようです。 
アユ?が跳ねる滝壺とは逆方向を向いていたので、気づかなかったのかな? 
モビング(擬攻撃)してくるカラスの動向が気になって、魚どころではなかったのかもしれません。 

やがて、ノスリは田園地帯の方へ飛び去りました。 
飛び立つ瞬間を1/5倍速のスローモーションでリプレイすると、翼下面にノスリ特有の斑紋がありました。

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