2020/11/03

オオアワダチソウの花蜜を吸うコモンツチバチ♂

 

2020年8月上旬・午後13:25頃・晴れ 

川沿いに咲いたオオアワダチソウの群落でコモンツチバチ♂(Scolia decorata ventralis)が訪花していました。 
本種の♂は初見です。 
花穂を歩き回りながら吸蜜するので、顔や体の下面に黄色い花粉が付着しています。
両肩にある黄紋(小さな丸い点)が目を引きました。

オオイタドリの茎から吸汁するツマジロカメムシ幼虫

 

2020年8月上旬・午後15:00頃・晴れ 

堤防路の横に自生するオオイタドリの群落で白い花が咲き始めました。 
訪花昆虫を探していたら、ツマジロカメムシMenida violacea)の幼虫を見つけました。 
小さくて丸っこい体型です。 
幼虫を撮るのは初めてなので、マクロレンズで接写してみましょう。 
オオイタドリが風で揺れるので苦労しました。
初めは訪花したのですが、吸蜜したかどうか不明です。
うろうろと徘徊し、やがて茎に口吻を突き刺して吸汁を始めました。

2020/11/02

リョウブに訪花する虫を待ち伏せするシュレーゲルアオガエルは蝶が嫌い?

 

2020年7月下旬・午後14:00頃・くもり 

峠道の横に自生するリョウブの訪花昆虫を私が撮影していたら、1匹のシュレーゲルアオガエルRhacophorus schlegelii)がリョウブの葉の上にじっと座っていることに気づきました。
白い喉をヒクヒクとさせています。 
訪花昆虫を狙って虎視眈々と待ち伏せしているのでしょう。 
狩りの瞬間が見れるのではないかと期待しました。  

ところが、目の前のリョウブの花に様々なチョウ類が飛来して吸蜜を始めても、カエルは一向に捕食行動を起こしません。 
リョウブの花には千客万来なので、捕食者のシュレーゲルアオガエルはもはや満腹状態なのでしょうか? 
あるいは、カエルが飲み込む獲物として蝶は大き過ぎると判断して見逃しているだけかもしれません。 
もっとじっくり粘って撮影すれば、ハチやアブなど小さな昆虫を捕食する瞬間をものに出来たかな? 

 動画に登場した蝶は、サカハチチョウAraschnia burejana)夏型、キバネセセリ♀(Bibasis aqulina chrysaeglia)、クロアゲハ♀(Papilio protenor)です。


▼関連記事(12年前の撮影)


ランダムに記事を読む

  • フレンチ・マリーゴールドの花蜜を吸うヒメアカタテハ05/02/2018 - 0 Comments
  • 走り去るホンドギツネ26/09/2012 - 0 Comments
  • トリノフンダマシ♀(蜘蛛)が3頭目の蛾をラッピング、運搬、捕食【暗視映像】09/11/2015 - 0 Comments
  • 真冬にノスリを追い回すカラスのつがい:モビング(冬の野鳥)22/05/2022 - 0 Comments
  • キバネセセリ♂の吸い戻し24/03/2011 - 0 Comments