2020/10/29

腐ったカボチャに湧いたウジ虫?を捕食するアカバトガリオオズハネカクシ

 

2020年7月下旬・午後16:30頃・くもり

 
▼前回の記事(4日前の撮影) 
腐ったカボチャに群がるショウジョウバエと獲物を狙うキイロスズメバチ♀

スギ林の奥にカボチャの実が大量廃棄されています。
腐った残渣(田畑に捨てられる作物のクズやキズもの)から食物連鎖で独自の生態系が生まれているので、定点観察に通っています。 
カボチャ腐果の表面には白カビも生えていました。 

この日は、カボチャ腐果の下にハネカクシの一種が潜り込んで、何か白っぽい小さな塊を食べていました。 
黒い体に短い赤茶色の短い鞘翅があります。 
 カボチャ腐果から発生したキイロショウジョウバエDrosophila melanogaster)やコウカアブPtecticus tenebrifer)の幼虫(ウジ虫)や蛹を捕食しているのか、それとも腐果の欠片を採食しているのか、映像からでははっきり分かりません。 
正面を向いてくれないので、口元がよく見えないのです。 
食後のハネカクシは念入りに顔を拭って化粧しています。  
ハネカクシの食性について調べると、
食性も非常に多様である。亜科によってその傾向は異なるが、多くの種は昆虫その他の無脊椎動物を捕食する肉食性である。また植物遺骸を食べるものや、糞食・藻類食(セスジハネカクシ亜科など)、菌類食(オオキバハネカクシ亜科・シリボソハネカクシ亜科など)の種類も少なくない。このような多様な食性から、本科の昆虫は高等植物の生体組織以外はほとんど何でも食べるとも言われる。(wikipediaより引用)

 

▼関連記事(6年前の撮影:今回の種類と似ている?) 
ウジ虫を捕食するハネカクシの一種



【追記】

図鑑『くらべてわかる甲虫1062種』で絵合わせすると、おそらくアカバトガリオオズハネカクシ(旧名アカバハネカクシPlatydracus brevicornis)だろうと判明しました。 




微小なアリ(種名不詳)も多数、腐ったカボチャの上を徘徊しています。 
ときどき得体の知れない甲虫の幼虫?(黒い。腹端に1対のトゲ。ハサミムシ?)も素早い動きでカボチャ腐果の下に潜り込みました。 

ときどき画面を高速で横切る黒いアブは、おそらくコウカアブPtecticus tenebrifer)だろうと判明しました。 
腐ったカボチャの周囲を数匹が忙しなく飛び回っています。(求愛行動? 探雌飛翔?)  

コウカアブ♀

腹端に産卵管?


辺りにはニイニイゼミ♂による単調な蝉しぐれがシャーーーーー♪と絶え間なく響き渡っています。 
たまにヒグラシ♂♪も参加して、カナカナカナ…♪と鳴いています。 

 ※ スギ林はただでさえ薄暗い上に、夕方に撮ったので、少し画質が荒くなりました。


リョウブの花蜜を吸うキンモンガ(蛾)

 

2020年7月下旬・午後14:05頃・くもり 

峠道の横に自生するリョウブの灌木でキンモンガPsychostrophia melanargia)が訪花していました。 
翅をゆるやかに開閉しながら吸蜜しています。 
私には外見で性別を見分けられませんが、リョウブはキンモンガ幼虫の食餌植物らしいです。 
もしかすると産卵に来る♀を♂が待ち伏せしているのか、あるいは♀が産卵前後に吸蜜しているのかもしれません。
キバネセセリ♀(Bibasis aqulina chrysaeglia)やサカハチチョウ夏型もリョウブの花に来ていました。

 
▼関連記事(8年前の撮影:キンモンガ(蛾)も登場して吸蜜) 
ジガバチ♀がリョウブに訪花

2020/10/28

捕らえた獲物を飲み込むニホンアマガエル

 

2020年7月下旬・午後12:55頃・くもり 

民家の裏庭に咲いたボタンクサギの群落で訪花昆虫をチェックしていたら、クズの葉に居たニホンアマガエルHyla japonica)がピョンと跳びました。
クズの葉の縁から右後脚だけでぶら下がり、アクロバチックな体勢になっています。 
おそらく何か獲物に素早く跳びつきながら舌を伸ばして捕食したのでしょう。 
狩りの瞬間を動画に撮り損ねたのがつくづく残念です。 

カエルの口には歯がありませんから、獲物は全て丸呑みします。
今回の獲物はアマガエルの口には少し大きかったようで、飲み込むのに苦労しています。 
撮り初めはカエルの口から未だ獲物が少しだけはみ出ていたのですが、捕食メニューは不明です。 
(昆虫なのかどうかも分かりません。) 
アマガエルは獲物を飲み込みながら下のクズの葉に跳び下りて、ようやく体勢を整えました。
捕食するときは飛びかかりながら短い舌で獲物を押さえつけ、次の瞬間には大きな口で獲物をくわえる。大きな獲物は眼球を引っ込め、眼球の裏側で口の中の獲物をのどの奥に押しこんで呑みこむ。wikipedia:ニホンアマガエルより引用)
嚥下の様子を1/5倍速のスローモーションでリプレイしてみたものの、アマガエルの眼球は期待したほど動いていませんでした。 
もっと大きな獲物を飲み込むときでないと、アマガエルの目玉は引っ込まないのかな? 

アマガエルを飼育して捕食する瞬間をスーパースローでしっかり撮影してみたいなーと毎年のように思いつつ、実現出来ていません。

ランダムに記事を読む