2020/10/22

トウモロコシ畑で落ち穂を食すスズメの群れ(野鳥)

 

2020年7月下旬・午後17:30頃・晴れ(風が強い)

一部収穫が始まったトウモロコシ畑で夕方にスズメ(Passer montanus)が群がっていました。 
このトウモロコシは、おそらくヒトの食用ではなく、畜産飼料に使われるデントコーンではないかと思います。  
トウモロコシの株は根元から刈り取られていますが、熟した実のついた穂がなぜか何個も畑に転がっていました。 
その落ち穂を目当てにスズメが続々と集まっていました。 
幼鳥も成鳥も共に来ています。 
素人目には勿体無いと思うのですけど、デントコーンを刈り入れ(収穫)する作業の途中なのでしょう。 

鳥による作物の食害を防ぐために、鷹型の鳥追いカイトがこのトウモロコシ畑に夏から設置されていました。 
この日も凧が風で激しく揺れています。 
スズメは凧の近くには近寄らないものの、凧から少し離れたトウモロコシ株の雄花穂には平気で止まったり、刈り取り後の畑に舞い降りて採食したりしています。 
つまり、近隣のスズメは既に鳥追いカイトに慣れつつある印象を受けました。 
鳥害対策グッズの宿命で、凧の忌避効果も限定的なのでしょう。

   

トウモロコシ畑の地上に舞い降りたスズメは、保護色で非常に見つけにくくなります。 
幼鳥がトウモロコシ落ち穂の皮を嘴でめくってから、熟した実を啄み始めました。 
トウモロコシ落ち穂を巡って、たまにスズメ同士で小競り合いが勃発します。 
しかし餌が豊富なためか、「つつきの順位」というほど激しい喧嘩ではありませんでした。

▼関連記事(1年前の撮影) 
収穫後の畑に捨てられたトウモロコシを拾い食いするハシボソガラスとスズメの群れ(野鳥)
スズメが居なくなってから食痕の写真も撮りました。

ソバナの花粉を舐めるホソヒラタハナアブ♂

 

2020年7月下旬・午後14:50頃・くもり 

里山を抜ける峠道の道端に咲いたソバナの群落でホソヒラタアブ♂(Episyrphus balteatus)がホバリング(停空飛翔)していました。 
小雨が降った後なので、花に水滴が付いています。 
長々とホバリングしてから、ようやく花に着陸しました。 
雌しべの先端や花弁の内側に付いた花粉を舐めているようです。 
満を持して花の奥に潜り込みましたが、蜜腺まで口吻が届かない気がします。 
おそらく雄しべの葯から花粉を舐めているのでしょう。 
萎れた花(雌しべだけが外に飛び出ている)や蕾にも興味を示し、その手前でホバリングすることもありました。  

ソバナの花の送粉者はハナアブなのでしょうか? 
それにしては、ホソヒラタアブ♂はソバナの花に着陸するまでかなり躊躇い、着陸しても居心地が悪そうであまり長居しませんでした。(着陸しにくい?) 
花の形(釣り鐘状)からすると、なんとなくハナアブ類にはあまり来て欲しくないのではないか?と個人的には予想しています。 
しかし、マルハナバチなどハナバチ類がソバナに訪花するのを私は一度しか見たことがありません。 
▼関連記事(4年前の撮影)
ハサミムシがメインの送粉者とは考えにくいでしょう。
▼関連記事(4年前の撮影) 
ソバナの蕾に潜り込んで花粉を食べるハサミムシ(ルイス型コブハサミムシ♂?)

2020/10/21

ヤブガラシの花蜜を吸うオオハヤバチ

 

2020年7月下旬・午後12:20頃・くもり 

民家の裏庭に蔓延るヤブガラシのマント群落で見慣れない蜂が忙しなく訪花していました。 
大型の蜂なのにハエのように素早く飛び回り、非常に撮りにくいです。 
ハエのように複眼が大きく発達しているのも目を引きました。 
帰ってから調べてみると、どうやら憧れのオオハヤバチ(別名トガリアナバチ;Tchytes sinensis sinensis)のようです。 
性別の見分け方をご存知の方がいらっしゃいましたら、教えて下さい。  (※追記参照)

ヘクソカズラの花も一緒に咲いていたのですが、狩蜂はヤブガラシだけ訪花していました。


【追記】
オオハヤバチ♂の見事な写真を撮影しておられた蜂屋のヒゲおやじさんに質問したところ、以下の回答を頂きました。
さてオオハヤバチの性差ですが、私も細かいことが説明できません。言葉にできることは、図鑑の検索表にたよることになりますが、ぱっと見ですと、雄の方は尾端がとがっておらず、白っぽく見える感じです。(中略)触覚(原文ママ:しぐま註)の節の数が違うようですので、写真に細部が写っていればですが、確認できると思います。どの種もそうかはよく知らないのですが、雄は1節多くて13節あるそうです。

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