2019年7月中旬
スイレン(睡蓮)池の上をコシアキトンボ♂(Pseudothemis zonata)が飛び回っていました。
その動きを追ってみると、一定の縄張りを巡回する占有飛翔のようです。
ホバリング(停空飛翔)も披露してくれました。
240-fpsのハイスピード動画に切り替えて撮ってみました。(@0:10〜)
1匹のコシアキトンボ♂が対岸の近くを低空で飛び、画面を何度か往復します。
(水面に写る影が紛らわしいかもしれません。)
最後に右隣の縄張りから別個体の♂が侵入すると、猛然と追い払いました。
今回は試しに引きの絵(広角)で撮ってみたら、2年前の撮影よりも少しだけ上手く縄張り争いを記録できました。
カメラの仕様でハイスピード動画撮影は固定焦点になってしまうので、どこに置きピンするか難しいのです。
▼関連記事
コシアキトンボ♂の縄張り占有飛翔【HD動画&ハイスピード動画】
 |
コシアキトンボ♂@スイレン池+縄張り占有飛翔 |
2019年7月下旬
若いニホンザル(Macaca fuscata fuscata)が山麓の路肩で早朝から座って休んでいました。
途中で上を見上げたのは、樹上で別個体がバサバサと物音を立てたからです。
斜面の下でカメラを構えている私をチラッと見下ろしても、恐れている素振りはありません。
(逆に私が上から見下ろす立場だと、猿は警戒を強めるようです。)
唇が少し黒っぽい理由はじきに判明します。(映像公開予定)
やがて立ち上がると、群れの仲間を追って路上を右に歩き去りました。
 |
ニホンザル@路上+座位休息 |
 |
ニホンザル@路上+座位休息+カメラ目線 |
とても穏やかで神妙な表情をしていて、SONYのウォークマンを宣伝する伝説のCMを連想しました。
こちらはチョロ松(猿回しの猿)とは違って演出や演技指導も一切無く、野生の状態です。
2019年7月上旬
トウネズミモチの生垣でキムネクマバチ♀♂(Xylocopa appendiculata circumvolans)が訪花していました。
小さな花筒に忙しなく舌(口吻)を差し込んで吸蜜しています。
腹部や脚が黄色い花粉で汚れているものの、後脚の花粉籠は未だ空荷です。
もう1匹の♀とニアミスしました。
▼関連記事(3年前に撮影)
トウネズミモチの花で採餌するクマバチ♀
今回は240-fpsのハイスピード動画でも撮ってみました。(@0:43〜)
クマバチ♀がトウネズミモチの花から飛び立つ瞬間の羽ばたきをスローモーションでお楽しみ下さい。
クマバチの飛翔はいつ見ても体が重そうです。
ちなみに、日が当たると葉脈の主脈も側脈も裏側から透けて見えるのがトウネズミモチの特徴です。
 |
クマバチ♀@トウネズミモチ訪花採餌 |
 |
クマバチ♀@トウネズミモチ訪花採餌 |