2019/08/23

送電塔の巣箱で育雛する共働きのハシブトガラス親鳥♀♂【10倍速映像】(野鳥)



送電塔#KN7に営巣したハシブトガラスの観察記録#12



▼前回の記事
巣箱に通って雛に給餌し糞を処理するハシブトガラス親鳥♀♂(野鳥)

2019年6月上旬・午後15:54〜18:21

6日ぶりの定点観察。
ハシブトガラス(Corvus macrorhynchos)親鳥が代わる代わる巣箱に通って給餌する様子を微速度撮影してみました。
10倍速の早回し映像をご覧下さい。
晴れて無風だと三脚が振動しなくて助かります。
送電塔の背後の青空を白い雲が流れ、飛行機雲はすぐに消えてしまいます。

採餌から帰巣した親鳥は、餌を詰めた喉袋が膨らんでいます。
未だ雛が幼いために、給餌頻度は低いようです。
親鳥が鉄骨に止まった途端に巣内の雛が気づいて餌乞いするようになりました。
給餌した後の親鳥が巣内の雛を覗き込んでいるのは、排糞処理か食糞だと思います。
親鳥が不在の間も雛が巣内で少し動いているのが分かります。
親鳥♀♂が連続して帰巣、給餌するシーンが撮れたので、共働きで育雛していることになります。
巣に残った親鳥(おそらく♀)が雛の横にしばらく座って面倒を見ていることがありました。
(もう抱雛する必要はないようです)

動画の前後半で撮影地点を変えてみました。
前半は巣箱をかなり見上げるアングルになり、育雛の様子があまり見えませんね。
なるべく親鳥から見つからないように隠し撮りしたつもりだったのに、すぐにバレてしまいました。
コソコソと隠れるのは止めて、送電塔から距離を取りつつも丸見えの状態で私の存在を人畜無害だと親鳥に馴れてもらう作戦に切り替えました。

カメラのバッテリーが切れてしまい、日没直前に微速度撮影を終了しました。
送電塔の鉄骨が夕日に染まってフォトジェニックだったのに残念。




↑【おまけの動画】
もう少し長いバージョンをブログ限定で公開します。

長撮り監視すると、親鳥がかなり長時間、雛をほったらかしにして巣を留守にしていたことが分かります。
(最初の動画では、親鳥の不在シーンは退屈なので編集でかなりカットしました)

つづく→#13:
救急車のサイレンに対する育雛中のハシブトガラス親鳥♀♂の反応(野鳥)

ヒメジョオンの花蜜を吸うヒメウラナミジャノメ【HD動画&ハイスピード動画】



2019年6月上旬

川沿いの土手の下の草むらに咲いたヒメジョオンの群落でヒメウラナミジャノメ(Ypthima argus)が訪花していました。
翅を開閉しながら吸蜜しています。
この組み合わせは初見です。

花から飛び立つ瞬間を狙って240-fpsのハイスピード動画でも撮ってみました。(@0:41〜)
前後半で別個体を撮影。


ヒメウラナミジャノメ@ヒメジョオン訪花吸蜜
ヒメウラナミジャノメ@ヒメジョオン訪花吸蜜



2019/08/22

柳樹上の巣で抱卵するノスリ♀(野鳥)



ノスリ(野鳥)営巣地での観察記録#4

▼前回の記事
ノスリの巣を見つけた!(野鳥)

2019年4月下旬・午後

6日後の定点観察。
持参した三脚を立てるのももどかしく、まずは手持ちカメラでノスリ(Buteo japonicus)の親鳥(おそらく♀)が巣に居ることを確認して安心しました。
猛禽類の夫婦は一般に♂<♀と言われていて、体格で見分けられるのだそうです。
しかし♀♂番(つがい)が並んでくれない限り、私のような素人には区別できません。

巣から顔を少しだけ出してじっとしている親鳥♀が瞬きしています。
川を挟んで対岸に居る私を警戒しつつ抱卵中のようです。
胸の羽毛が白いので、おそらくノスリだと思います。
(この時点では未だ翼の下面など全身を見せてくれず、別種の猛禽類である可能性も考えていました。)

しばらく撮っていると、♀親が顔をくるっと背けました。
やがて向き直り、瞬きしました。
営巣地の反対側で何か気になる物音がしたのでしょう。
抱卵中の親鳥♀が顔をキョロキョロと動かすのを見たのはこれが初めてです。
なにしろ猛禽類の営巣を見るのは初めてなので、些細な動作にいちいち感動します。

カメラを三脚に固定しても映像がグニャグニャと歪んで見えるのは、手前を流れる川の上に陽炎が立ち上り、太陽で暖められた空気が揺らめいているからです。

より良い撮影アングルを求めて探し歩いたのですが、おそろしく狭い角度で狙撃手G13が針の目を通すようにピンポイントで巣を狙わないといけないことが分かりました。
三脚を据える位置を少しでも横にずらすと、巣内の親鳥の姿が周囲の木に隠れて見えなくなってしまいます。
そのうちに、抱卵中の♀が一層警戒して、首をすくめるように巣の奥の死角に引っ込んでしまいました。
これから河畔林の若葉が生い茂り始めると、ますますノスリの巣の存在は隠されてしまうはずです。
(そのような安心できる場所に親鳥は巣を作ったのです。)
私が近くの大木によじ登ればノスリの巣内を覗けるのかもしれませんが、意外に人目が気になる場所なので樹上にブラインドを張るのも憚られます。
親鳥になるべくストレスを与えないように、無理せずこのまま定点観察に通うことにします。

ところで、近くの河原で採餌しているカラスの番(つがい)が、巣内のノスリをモビングしないのは不思議です。
まさかカラスは、ノスリの巣の存在に気づいていないのでしょうか?(そんな馬鹿な!)

15分ほどの観察中に、ノスリ♂の姿は一度も見かけませんでした。
どこか遠くで狩りをしているのかな?


つづく→#5:巣内で獲物を捕食後に抱卵するノスリ♀(野鳥)


ノスリ♀(野鳥)@巣:柳樹上+抱卵
ノスリ♀(野鳥)@巣:柳樹上+抱卵
アングルを少し変えるだけで親鳥の姿はほとんど見えなくなる。(巣材の隙間から片目だけが覗いている)

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