2019/08/22

ユリノキで雨宿りしながら虫を捕食するスズメ(野鳥)



2019年6月上旬

大木に育ったユリノキで黄色い花が満開に咲いていました。
あいにくの雨模様で訪花昆虫の活動は見れません。
その代わりに、1羽のスズメ(Passer montanus)が樹上で雨宿りしていました。
枝から枝へ飛び回り、葉裏に付いた虫(アブラムシ?)を次々に喋んでいます。

スズメが雨宿りしていると思ったのは私の勘違い(先入観)で、このぐらいの雨なら平気なスズメがユリノキの葉裏で雨宿りしている虫を捕食しに来たのかもしれません。


ユリノキ花
ユリノキ花
ユリノキ蕾+花
ユリノキ幹

スズメ(野鳥)@ユリノキ樹上+雨宿り
スズメ(野鳥)@ユリノキ葉裏+虫捕食

2019/08/21

送電塔の巣箱での営巣に失敗したハシボソガラス親鳥♀♂(野鳥)



2019年5月下旬・午前5:35

発電した電気を高圧線(送電線)で遠方まで届けるために送電塔が郊外に点々と建てられています。
一部の鉄塔の中段にカラス用の巣箱が設置されていることに気づきました。
ハシブトガラスが営巣した巣箱を今季は定点観察しているのですが、その近所の鉄塔も次々に見て回りました。
すると、ハシボソガラス(Corvus corone)の♀♂番(つがい)が出入りしている巣箱を見つけました。

早朝から巣箱に入った2羽のハシボソガラスが、お辞儀をしながら嗄れ声でガーガー♪と頻りに鳴き騒いでいます。
巣箱の中はなぜか巣材が少なくスカスカです。
果たして完成した巣なのか疑問です。
中に卵や雛が居るとは思えません。
巣箱内でカラスが巣材の小枝を置き直しているということは、今頃になって造巣を始めたのでしょうか?

やがて2羽のカラスは相次いで巣箱を離れました。(映像はここまで)
新たに巣材を運び込んで来るのかと思いきや、4時間後に私が再訪すると、ハシボソガラスの♀♂親鳥は不在でした。
ぐるっと回り込んで送電塔#KbT7にぐっと近づいて巣箱を調べてみると、やはり中には巣材の枯枝が少なく、明らかに手抜き状態です。
雛が居る気配もありません。

ちょうど1か月前に近くの河畔林で巣材としてツルウメモドキの蔓をせっせと集めていたハシボソガラスはこの番(つがい)ではないか?と考えました。
あの日に巣材を持って飛び去った方角と送電塔#Kb7の位置が合致するのです。

▼関連記事
ツルウメモドキの蔓を折って巣材を集めるハシボソガラス♀♂(野鳥)
しかし、巣箱に残されている巣材をよく見てもツルウメモドキの蔓らしくありません。(素人目には違う気がする…)

ハシボソガラスはハシブトガラスよりも営巣開始が早く、雛も早く巣立ちます。
実際にこの日も近くの河畔林で巣立ったばかりのハシボソガラス幼鳥を観察しています。

▼関連記事
・ニセアカシアの枝に並んで親鳥を待つ2羽のハシボソガラス巣立ち雛(野鳥)
・川沿いの林床で鳴く♪ハシボソガラスの巣立ち雛(野鳥)
したがって、この巣箱がハシボソガラスの巣だとすると、繁殖活動が著しく遅れている番(つがい)になります。
別の場所に作った巣をヒトに撤去されたなど、何らかの理由で新たに巣を作り直しているのでしょうか?

作りかけで放棄された偽巣なのかな?
この送電塔は某公共施設の敷地の隅に立っているので、カラスは巣を作りかけたものの、人通りの多さが気に入らなかったのかもしれません。
逆に雛が巣立った後の空巣だとすると、もう巣箱に用が無いはずの親鳥が♀♂揃って早朝から巣箱に来ていた意味が分かりません。
今季は繁殖に参加できなかった若鳥が巣作りの真似事をしていたのかもしれませんが、私の想像に過ぎません。

さらに数日後に私がしつこく調べに来たときも、この巣箱は作りかけの巣材が少量残されたままで進展がありませんでした。
という訳で、送電塔の巣箱でハシボソガラスが繁殖に成功したことを私は確認できていません。
来季の宿題です。

(巣箱が設置されていない送電塔で営巣するハシボソガラスは毎年のように見ています。)

ハシボソガラス親鳥♀♂(野鳥)@巣:送電塔#KbT7
ハシボソガラス(野鳥)巣箱@送電塔#KbT7
ハシボソガラス(野鳥)巣箱@送電塔#KbT7
ハシボソガラス(野鳥)巣箱@送電塔#KbT7
高圧線を通す上段の鉄骨にはカラスが営巣しないように様々な障害物が設置されている。
ハシボソガラス(野鳥)巣箱@送電塔#KbT7・全景
ハシボソガラス(野鳥)巣箱@送電塔#KbT7・全景

ちなみに、ハシブトガラスが営巣している巣箱がある送電塔#KN7の1つ隣り#KN8にもカラス用の巣箱が同様に設置されていました。

そちらはカラスに利用されておらず完全に空っぽでした。

親鳥はどういう基準で利用する巣箱を選ぶのでしょう?

カラスspp(野鳥)巣箱:空巣@送電塔#KN8
カラスspp(野鳥)巣箱:空巣@送電塔#KN8
カラスspp(野鳥)巣箱:空巣@送電塔#KN8・全景
カラスspp(野鳥)巣箱:空巣@送電塔#KN8・全景

ハルニレの葉で鳥糞に集まるツノアオカメムシ幼虫



2019年5月下旬

河畔林でハルニレの枝葉にツノアオカメムシの幼虫を何匹も見つけました。
その中の1匹が若葉にべっとり付着した鳥の白い糞に口吻の先を付けて吸汁していました。
ミネラル分を摂取していたのでしょう。
しかし、すぐに警戒して葉裏に隠れてしまい残念。
枝葉を徘徊する幼虫を撮り続けても、期待に反して鳥の糞には戻ってくれません。
鳥の糞の上で立ち止まっても、跨いで通り過ぎてしまいました。
マクロレンズで接写したのですが、早朝の木陰はかなり薄暗いので白色LEDの補助照明を点灯しました。
撮影中にツノアオカメムシの幼虫が落ち着かなかったのは、照明やレンズが気に入らなかったのかもしれません。
警戒されないように、少し離れた位置から望遠マクロで撮るべきだったかも。

鳥の糞を吸汁するカメムシを私が見たのは、これで3例目になります。

▼関連記事
・鳥の糞を吸汁するツノアオカメムシの幼虫 @2016年6月上旬・クリ葉
・鳥の糞を吸汁するセアカツノカメムシ♀ @2014年5月下旬・林床下草

ところで、このハルニレの若葉には葉表に赤い虫こぶ(虫えい)が多数形成されていました。
薄葉重『虫こぶハンドブック』で調べてみると、ハルニレハフクロフシのようです。(p28)
オカボノクロアブラムシの仕業なのだそうです。



カメムシが虫こぶから吸汁したら面白いと思ったのですが、しばらく眺めていてもそのようなことは起こりませんでした。


ツノアオカメムシ幼虫2@ハルニレ葉+鳥糞吸汁?・全景

ツノアオカメムシ幼虫@ハルニレ葉+鳥糞吸汁?
ツノアオカメムシ幼虫2@ハルニレ葉
ツノアオカメムシ幼虫2@ハルニレ葉

ツノアオカメムシ幼虫@ハルニレ葉

鳥糞@ハルニレ葉

ハルニレハフクロフシ(虫こぶ)@ハルニレ葉表

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