2018/08/14

池から岩に上陸して日光浴するミシシッピアカミミガメ♂



2018年6月中旬・午後

池の岩場で甲羅干しをしているミシシッピアカミミガメTrachemys scripta elegans)を撮っていたら、新たに大型の別個体が泳いでやって来ました。
左の岩に長い爪を掛けて登りかけたものの、先客が居るせいか諦めました。
再び泳いで右の岩に回り込むと、よっこらせと上陸しました。
水で濡れた甲羅を日光浴で乾かします。

この岩場に集まるミシシッピアカミミガメは体格がまちまちなのに、陣取り合戦のような争いにはならなかった点が興味深く思いました。
後から来た大型の個体は小型の個体を押しのけて実力行使で岩場の陣地を横取りするのかと半ば期待したのに、拍子抜けしました。
もっと混み合ってくると、そのような闘争が起こるのかな?
それとも大人しく順番待ちしたり他所へ回ったりするのでしょうか?

映像に登場する亀は全て、前脚の爪が長かったり甲羅の後端にV字型の切れ込みが入っていたことから♂だと思います。(覚えたての知識)

※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。



つづく→日光浴中、互いに手足を振るミシシッピアカミミガメの謎(求愛行動?)

ミシシッピアカミミガメ@蓮池:遊泳+岩上陸+日光浴
ミシシッピアカミミガメ@蓮池:遊泳+岩上陸+日光浴
ミシシッピアカミミガメ@蓮池:遊泳+岩上陸+日光浴
ミシシッピアカミミガメ@蓮池:遊泳+岩上陸+日光浴

2018/08/13

ウワミズザクラ訪花中にビロウドツリアブを襲うハナアブの謎【HD動画&ハイスピード動画】



2018年5月中旬


▼前回の記事
ウワミズザクラの花で吸蜜ホバリングするビロウドツリアブ【HD動画&ハイスピード動画】

里山のウワミズザクラ老木で満開に咲いた花を訪れて吸蜜しているビロウドツリアブ(=ビロードツリアブ;Bombylius major)を動画に撮っていると、ときどき別種のハナアブ類が飛来して追い払われることが何度もありました。
240-fpsのハイスピード動画でも異種間のニアミスが撮れています。(@0:05〜)

このハナアブの種類や性別を私は見分けられないのですが、そそっかしい♂が訪花中のビロウドツリアブを交尾相手の♀と誤認して飛びつこうとしたのでしょうか?(誤認求愛)

▼関連記事
ウワミズザクラの花蜜を吸うアカタテハにサカハチチョウが誤認求愛?

それとも、ハナアブ類の間にあると言われている順位制を反映しているのですかね?
これは最近、田中肇『花と昆虫、不思議なだましあい発見記』という本で読んで初めて知った話です。

優位の昆虫が来たら席をゆずる。それが昆虫社会の食事のマナー。
ハナアブ類のあいだには、種類により花を利用するさいの優劣関係がある。
こうしたマナーが、蜜の多い大きな花には大きな昆虫が、蜜の少ない小さな花には小さな昆虫が訪れる要因の一つになっているのだ。(p113〜114より引用)


夏の雑木林で樹液酒場に集まる様々な昆虫の間に力関係の序列があるのと似ています。
しかし今回の映像をよく見ると、後から飛来したハナアブも先客のビロウドツリアブを追い払った後に蜜源の花を奪い取ってはおらず、共に飛び去ってしまっています。
つまり勝者も敗者も居ないのです。
また、ウワミズザクラの花は満開ですから、先客に占領されていない花も近くに幾らでも咲いています。
したがって、ハナアブ類がわざわざコストを掛けて(ギスギス、ピリピリしてヘトヘト、腹ぺこになる)縄張り争いするというのは、にわかには信じ難い話です。

ハナアブ類の配偶行動について何も知らないのですけど、もしかすると交尾相手の♀が来てもらえるように魅力的な餌場(蜜源)を♂が確保しておく必要があって、縄張りの占有行動をするのかもしれません。

ニセアカシア樹上のハシボソガラス幼鳥に巣外給餌しに通う親鳥(野鳥)



2018年5月下旬・午後17:33〜17:50
▼前回の記事
観察者を警戒したハシボソガラス親鳥から巣外給餌のお預けを食う巣立ち雛(野鳥)


ハシボソガラスCorvus corone)の巣立ち雛が隠れているニセアカシア(別名ハリエンジュ)の木から充分に離れ、河川敷に三脚を立て望遠レンズで狙うことにしました。
ここは20日前にもカラスの巣を狙って撮影した同じ場所です。
河畔林のニセアカシアの花が満開に咲き誇り枝に葉が茂ったことで、樹上にあったハシボソガラスの巣が隠されて、どこにあったのか位置がすっかり分からなくなってしまいました。
前回に撮った写真と見比べても、ニセアカシアの枝先が葉や花の重みでしなっていて、営巣地の周りの河畔林の風景が変わってしまっています。
背後に見える山の残雪もほぼ消えました。

しつこく観察を続ける私の姿は親鳥から見えているはずですが、かなり遠く離れたことで安心したようです。

巣立ち雛への巣外給餌をようやく再開してくれました。
親鳥はもう巣に帰らなくなったので、全ての雛鳥が無事に巣立った後なのでしょう。
巣の近くのニセアカシアの枝に一羽だけ残っているこの幼鳥は、おそらく最後の巣立ち雛だと思われます。

映像の冒頭で音声(鳥の鳴き声)が間延びして聞こえるのは、スローモーションに加工したからです。
撮影中は巣の位置が分からず闇雲にカメラを振り回したので、巣が写っている一瞬をスローモーションにしました。
それから私の一瞬の隙をついて、巣立ち雛が隠れている枝に親鳥がこっそり(素早く)飛び込んだ瞬間もスローモーションにしました。
親鳥の行動は明らかに、巣外給餌を私に見つからないよう意識している印象を受けました。
やがて慣れてくると親鳥も堂々と巣外給餌に行き来してくれるようになりました。

花や葉の茂ったニセアカシアの枝に隠れて親鳥が来てくれるまでじっと待っている巣立ち雛の姿が、この撮影アングルでは残念ながらほとんど見えなくなってしまいました。
巣外給餌の直前に幼鳥が親鳥に向かって餌乞いするシーンも撮れません。
しかし、私が近くに居ると親鳥が警戒して巣外給餌に来なくなってしまうので、仕方がありません。
親鳥の行動から幼鳥が巣外給餌を繰り返し受けていることが想像できます。

巣外給餌を済ませた親鳥は近くの電線に止まり直すと嘴を足元の電線に擦り付けています。
巣立ち雛に対して親鳥はもうしもの世話(排糞行動)をしなくなると予想されますが、この点をしっかり観察で確かめられていません。

先に巣立った他の幼鳥(3羽)も縄張り内のどこかに居て親鳥から同様に巣外給餌を受けているはずですが、居場所を見つけられませんでした。

※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。

つづく→電柱で空中戦を繰り広げるハシボソガラス(野鳥)


ハシボソガラス親鳥(野鳥)@電線+空巣@ニセアカシア樹上・全景
ハシボソガラス(野鳥)巣立ち雛@ニセアカシア樹上・全景(動画とは別アングルで撮影)
ハシボソガラス(野鳥)巣立ち雛@ニセアカシア樹上

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