2018/08/02

蛹化したばかりのナミテントウが背筋運動でアブラムシを撃退



ナミテントウの飼育記録#10



▼前回の記事
ナミテントウの蛹化【60倍速映像】

2018年5月下旬

蛹化したばかりで未だ黄色のナミテントウHarmonia axyridis)蛹aが自発的に背筋運動を繰り返す様子を動画で記録してみました。
ヨモギの葉表に固定した腹端を支点にして、ときどき上半身をぐいっと持ち上げています。
しばらくすると脱力してゆっくりと体を伏せます。
この個体は斜めに伸びたヨモギの葉に対して頭を下向きに蛹化したので、わざわざ重力に逆らって体を背筋で持ち上げていることになります。
背筋運動で起立する際に、腹部の下半身がプクッと膨らむことがありました。(@2:20)
この自発的な背筋運動にどういう意味があるのか、私には分かりません。(※追記参照)

こんな鮮やかな黄色で動いていたら天敵(捕食者)に対して目立って仕方が無いと思うのですけど、体内に毒を持っていることを示す警告色なのでしょうか?

ヨモギの葉を徘徊中のアブラムシが近寄って来たり這い登りそうになると、ナミテントウ蛹はパタパタと激しく背筋運動して追い払いました。(威嚇、撃退)
「変態中の蛹は死んだように動かないもの」という先入観を昆虫に対して抱いている人がいるかもしれませんが、テントウムシを飼育するとこれが覆されます。
蛹は移動性を失っているので天敵(捕食者、寄生者)に対して無防備ですが(逃げられない)、これだけ元気ならアリぐらいなら背筋運動で追い払えそうです。

つづく→#11:羽化前の眠でも微動だにするナミテントウの蛹RL【50倍速映像】




※【追記】
鈴木知之『さなぎ(見ながら学習・調べてなっとく)』でテントウムシの蛹について調べてみると、面白い解釈が書いてありました。
第4〜7腹節背面の前縁が大きく抉れ、ジン・トラップとなっている。蛹は赤と黒の警戒色で、成虫のように毒液は出しませんが、秘密兵器を備えています。(中略)蛹が通常の状態では腹脚の溝は開いていて、その溝に何者かが触れると腹部を伸ばすことで溝が閉じ、侵入者を挟みます。撃退対象はおそらく、寄生バチやアリでしょう。 (p50より引用)


池で水を飲むスズメ幼鳥(野鳥)



2018年6月中旬

住宅地から飛んできたスズメPasser montanus)が池を飛び越えて対岸に渡りました。
岸に育った木の太い枝が折れて池に突き刺さった落枝に止まると、スズメは水面まで下りて池の水を繰り返し飲みました。
頬の黒班が薄いので幼鳥ですね。

水を飲み終えると落枝をピョンピョンと登り、濡れた嘴を足元の枝で拭いました。
最後は枝葉の茂みの陰から飛び去ったようです。
手前に見えていた木の葉は、岸から伸びていた別の木(桜?)の枝です。

水を飲むスズメは珍しく、撮れて嬉しかったのですがやや遠く、望遠レンズを装着していなかったことを後悔しました。


スズメ幼鳥(野鳥)@池:落枝+飲水

2018/08/01

ハルジオンの花で採餌するセイヨウミツバチ♀



2018年5月中旬

川の堤防に咲いたハルジオンの群落でセイヨウミツバチApis mellifera)のワーカー♀が訪花していました。
後脚の花粉籠は空荷でした。

意外にも、この組み合わせを撮るのは初めてです。


セイヨウミツバチ♀@ハルジオン訪花採餌

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