2017年6月中旬・午前7:04
朝から民家の花壇に咲いた白いバラの花にトラマルハナバチ(Bombus diversus diversus)のワーカー♀が訪花していました。
後脚の花粉籠は空荷ですが、雄しべの茂みの中を動き回って集粉しているようです。
盛口満『生き物の描き方: 自然観察の技法』によると、
「野ばら」は「野生化したバラ」ではなく、「栽培化されたバラの祖先」である。そして、野ばら、すなわちノイバラの花には花びらが5枚しかなく、色も白い。ノイバラにとっては、そうした昆虫たちが、花粉の媒介者になっているわけだ。しかし、バラではどうだろうか。花粉をつけるおしべは花びらに変化してしまっている。しかも八重となった花は重なりあい、中に潜り込むのも難しい。さらに、売られているバラは真紅だが、ハチは赤い花よりも白い花を好む。つまり野ばら(ノイバラ)にはハチがきても、バラにはハチが来がたいわけである。
2016年10月中旬・午後16:25頃(日の入り時刻は16:57)
某所の駐車場の隅に庭木として植栽されたブッドレアに紫色の花穂が咲いていました。
夕方に通りかかると、スズメガの仲間がホバリング(停空飛翔)しながら長い口吻を個々の小さな花に器用に差し込んで吸蜜していました。
ホバリング吸蜜の妙技を240-fpsのハイスピード動画でも撮ってみました。(@0:19〜)
1/8倍速のスローモーションでも羽ばたきが早過ぎるので、同定のためにストロボを焚いて高速の羽ばたきを止めた写真を撮ると、スズメガの正体はクロホウジャク(Macroglossum saga)でした。
よほど蜜量が多い花のようで、同一個体のクロホウジャクが繰り返し戻って来てくれました。
じっくり撮れて大満足♪
園芸植物に疎い私は、この花の名前を知りませんでした。
ライラックの狂い咲き?と頓珍漢な予想をしたものの、外れました。
植物関連の掲示板で問い合わせてみると、ブッドレアだとご教示頂きました。
つづく→ブッドレアの白い花で吸蜜するクロホウジャク(蛾)のホバリング【HD動画&ハイスピード動画】