昔(10年前!)に撮った動画の再投稿です。
シリーズ物なのに、これだけブログに移行し忘れていました。
2007年7月中旬~下旬
卓上蛍光灯の直下に店開きして夜な夜なライトトラップに励むアシナガグモ(Tetragnatha praedonia)の幼体(体長3mm)の造網シーンを動画で記録しました。
粘着性のある横糸を螺旋状に張り進めます。
最後は甑に集中した糸を食い破り、円形の穴を開けます。
完成した水平円網の下面の甑に占座します。
横糸を張る行動を1/5倍速のスローモーションに加工してみました。
2017/04/19
2017/01/21
ヤブガラシの花蜜を吸うホソサビキコリとキイロスズメバチ♀の襲撃
2016年9月下旬
川の堤防に咲いたヤブガラシの群落でおそらくホソサビキコリ(Agrypnus fuliginosus)と思われる甲虫が訪花していました。
吸蜜シーンを撮っていたら、突然キイロスズメバチ(Vespa simillima xanthoptera)のワーカー♀が飛来しました。(@0:55)
襲撃は一瞬の出来事なので、先ずは1/4倍速のスローモーションで御覧ください。
キイロスズメバチは花上の獲物に飛びついたものの、硬い鞘翅に身を包むホソサビキコリには歯が立たないと判断したようで、すぐに諦めて飛び去りました。
大型で頑強な大顎を有するオオスズメバチなら小型の甲虫もお構いなしにバリバリと噛み砕いたと思います。
サビキコリの仲間が天敵から身を守る毒液やガスを放出するという話は聞いたことがないのですけど、その可能性もひょっとしてありますかね?(毒があるのなら派手な警告色になっていそうなものです。)
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2017/01/11
餌付けされたハシボソガラス(野鳥)
2016年9月下旬
街中の交差点で信号待ちをしていたら、前方の路上にハシボソガラス(Corvus corone)が一羽立っていました。
車の交通量が結構多い通りですが、赤信号で車が来ないタイミングをカラスは理解しているようです。
クルミ割り行動ではないので不思議に思って撮り始めると、左手の豆腐屋から急に食物が投げられました。
カラスは転がった餌を走って取りに行くと、その場では食べず、嘴に咥えて飛び去りました。
繁殖期は終わっているはずなので、巣に帰って雛に給餌するのではなく、どこか落ち着いた場所で自分が食べるのか、あるいは貯食しに行ったと思われます。
どうやら店の主人がカラスに餌付けしているようです。
餌は茶色の塊でしたから、おそらく「油揚げ」または「がんもどき」でしょう。
「鳶に油揚げをさらわれる」という諺がありますけど、「烏に油揚げをさしあげる」のは初めて見ました。
【追記】
柴田佳秀『わたしのカラス研究(やさしい科学)』によると、
・実験の結果から、カラス(ハシブトガラス)は生肉が一番好きで、次に魚肉ソーセージと油あげが好きだということがわかりました。反対に野菜やめざしはきらいなようです。
・カラス(ハシブトガラス)を飼育している人から聞いた話では、パンにバターをぬると、その部分だけを食べるといいます。とにかくカラスは「あぶら」が大好きなのです。(p19より引用)
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