2016/01/21

隠れ家でアメリカセンダングサの花を噛むイシサワオニグモ♀(蜘蛛)



2015年10月上旬

花を食べるイシサワオニグモ♀(蜘蛛)の謎#4:食餌シーンの別アングル


イシサワオニグモ♀(Araneus ishisawai)が隠れ家でアメリカセンダングサの花を食べている様子を三脚固定カメラで微速度撮影するのと同時並行して、ハンディカムで別アングルの動画を撮ってみました。
理想的にはクモの横から口器の動きを接写したいところです。
しかし実際に草深い急斜面をよじ登って網を壊さないよう注意しながら隠れ家の間近まで見に行くのは無理な環境でした。

遠目からズームで狙うだけでは撮影アングルが限られてもどかしいです。
それでも三脚の位置から少し横にずれた所から撮ってみました。

映像の冒頭では正常円網(垂直円網)に残った花2個を写してから上にパンし、隠れ家(キイチゴ?葉裏)のクモを写します。
隠れ家にぶら下がったクモがたまたま横を向いた瞬間があり、牙で花の総苞に噛み付いた(口を付けた)様子も運良く捉えられていました。(@1:05〜1:20)

手ブレの酷いハンディカム映像は一度ボツにしかけたのですけど、動画編集時に手ブレ補正処理を施してみたら見違えるほど改善しました。
クモが花に口を付けている証拠映像は少しでも多い方が良いだろうと思い直し、追加で公開します。

つづく→#5



【追記】
「クモ蟲画像掲示板」にて、きどばんさんより以下のコメントを頂きました。
コガネグモ科に限るのであれば正式な記録はないのかもしれませんし、私も記憶にありません。ただ、「クモが花粉を食べる」ということは「多くのクモ屋さんが認識している」ことと思われます。画像は残っていませんがジョロウグモが花粉(多分)を食べているのは2回ほど見たことあります・・・ 
・ジョロウグモ♀亜成体が網にかかった花の花粉を舐めている写真(by 紀伊半島さん) 
・アリグモ♀がヤブガラシで吸蜜している写真(by 一寸野虫さん


モンキチョウ♀♂の求愛飛翔



2015年10月上旬

稲刈り中の田んぼに隣接する畑の上空でモンキチョウColias erate poliographus)の♀♂ペアが乱舞していました。

モンキチョウは翅の色で性別が見分けやすく(♂が黄色、♀白色)、求愛行動の解釈が容易なのは助かります。
飛んでいる♀(白)の目の前を♂(黄)が下から飛んで上がる、という求愛飛翔を繰り返しています。
以前観察したメスグロヒョウモンの求愛飛翔のように、♀に着陸を促す信号なのでしょう。
残念ながら交尾には至らず、別れてしまいました。
♀はどのように拒否の意思表示をしたのか、知りたいところです。(♀がOKなら着陸するはず)

ハイスピード動画に切り替えるチャンスはありませんでしたが、結構長く撮れた方なので満足です。



2016/01/20

解散したキアシナガバチの巣@トウカエデ枝【暗視映像】



2015年10月上旬・午後20:15

キアシナガバチ巣の定点観察@トウカエデ枝#12


夜、久しぶりにキアシナガバチPolistes rothneyi)の巣を見に行くと、すっかりもぬけの殻で、成虫の姿は全くありませんでした。
遂にコロニーが解散したようです。
巣盤を下から見上げて育房を調べると、繭は全て羽化した後でした。


4日後、採集直前の写真


後日、古巣を採集していつものように保管することにしました。
今のところ寄生蛾の幼虫に巣が食害されている形跡はありません(育房内に不規則網が張り巡らされていない)。

それでも、もしかしたら蛾の成虫が羽化してくるかもしれません。

ただし気になったのは、巣盤の天井部に穴が開いていたことです。
単なる風雨による劣化かもしれませんが、ワラジムシによる食痕(虫喰い穴)だとしたら面白いですね。
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夜キアシナガバチの巣に侵入するワラジムシ【暗視映像】

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