2015年10月上旬・午後20:15
キアシナガバチ巣の定点観察@トウカエデ枝#12
夜、久しぶりにキアシナガバチ(Polistes rothneyi)の巣を見に行くと、すっかりもぬけの殻で、成虫の姿は全くありませんでした。
遂にコロニーが解散したようです。
巣盤を下から見上げて育房を調べると、繭は全て羽化した後でした。
4日後、採集直前の写真 |
後日、古巣を採集していつものように保管することにしました。
今のところ寄生蛾の幼虫に巣が食害されている形跡はありません(育房内に不規則網が張り巡らされていない)。
それでも、もしかしたら蛾の成虫が羽化してくるかもしれません。
ただし気になったのは、巣盤の天井部に穴が開いていたことです。
単なる風雨による劣化かもしれませんが、ワラジムシによる食痕(虫喰い穴)だとしたら面白いですね。
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