2014年9月上旬
溜池の横を歩くと奥の芦原に潜んでいた水鳥の群れが次々に飛び立ちました。
もしかすると巣や集団塒があるのかもしれません。
水辺の高木に止まり直した一羽を望遠で撮ってみるとゴイサギ(Nycticorax nycticorax)の幼鳥でした。
樹冠の枝が風で揺れると、羽ばたいてバランスを取っています。
9日前に同じ溜池で撮ったゴイサギ幼鳥の群れと同じだと思われます。
▼関連記事
溜池に飛来するゴイサギ幼鳥【野鳥:ハイスピード動画】
ゴイサギの幼鳥はクリーム色の斑点が星のように散らばるので、ホシゴイとよばれる。(『ヤマケイジュニア図鑑3鳥』p92より)
2014年9月上旬
里山の雑木林で夜になると(18:30 pm)、コナラの樹液酒場にムナビロオオキスイ(Helota fulviventris)が2匹来ていました。
樹液を吸汁する様子を暗視動画で撮ってみました。
後半は赤外線から白色LEDに切り替えてみました。
照明を点灯しても逃げないで頭を樹皮の穴に突っ込んでいます。
上翅のスジがところどころでくびれ、小さな楕円形をつなげたような形状なので、ヨツボシオオキスイではなくムナビロオオキスイです。
2匹居たのですけど、映像には1匹しか写っていないですね。
小型のハネカクシ(種名不詳)も来ています。
2014年9月上旬
里山の雑木林で樹液が滲むコナラの幹にサトキマダラヒカゲ(Neope goschkevitschii)が止まっています。
他の昆虫が樹皮を齧って開けた穴に口吻を突っ込んで樹液を吸汁しています。
近づくハエを牽制するためときどき軽く翅を羽ばたかせるものの(占有行動)、翅表は決して見せてくれません。
大き目のミバエ?(種名不詳)によるしつこい頭突き攻撃に耐えかねて飛び去ってしまいました。
引きの絵にすると、逃げたのではなく幹を少し下りた所で一時避難していました。
樹液酒場の力関係でハエは最下層だと思っていたので、強気のハエが蝶を打ち負かしたことに少し驚きました。
同定用にハエの写真も真面目に撮っておけばよかったですね。