2014/12/20
コナラ樹液酒場でハエに負けたサトキマダラヒカゲ
2014年9月上旬
里山の雑木林で樹液が滲むコナラの幹にサトキマダラヒカゲ(Neope goschkevitschii)が止まっています。
他の昆虫が樹皮を齧って開けた穴に口吻を突っ込んで樹液を吸汁しています。
近づくハエを牽制するためときどき軽く翅を羽ばたかせるものの(占有行動)、翅表は決して見せてくれません。
大き目のミバエ?(種名不詳)によるしつこい頭突き攻撃に耐えかねて飛び去ってしまいました。
引きの絵にすると、逃げたのではなく幹を少し下りた所で一時避難していました。
樹液酒場の力関係でハエは最下層だと思っていたので、強気のハエが蝶を打ち負かしたことに少し驚きました。
同定用にハエの写真も真面目に撮っておけばよかったですね。
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