2014/03/24

地面を歩くヤスマツトビナナフシの幼虫



2013年7月下旬

里山の林道をナナフシがせかせかと横断していました。
ヤスマツトビナナフシ♀(Micadina yasumatsui)の幼虫だと思うのですがどうでしょうか?
背中をよく見ると翅芽がありますね。




【追記】
高家博成、江川多喜雄『虫のうごくひみつ (花はな虫むし)』によると、
 ナナフシの歩き方を見ると、いつも三本の足でからだをささえながら歩いているのがわかります。よく見ると、前足はからだをひっぱり、うしろ足はからだをおし、中足はからだをささえるようにしています。(p30より引用)
次回はハイスピード動画に撮ってナナフシの歩行をスローモーションでよく観察してみます。





雪の日のふくら雀【冬の野鳥】



2013年12月中旬

街なかで鉄パイプに止まったスズメPasser montanus)がキョロキョロと辺りを見回しています。
寒そうに全身の羽毛を膨らませている状態を「ふくら雀」と呼びます。
雪がちらついていて風情がありますけど、野鳥が厳しい冬を生き抜くのは大変です。


2014/03/23

マダラスジハエトリ♂亜成体(蜘蛛)と越冬用の袋状住居網



2013年12月中旬

▼前回の記事はこちら▼
越冬直前のマダラスジハエトリ♂亜成体(蜘蛛)@ガードレール

マダラスジハエトリの飼育記録1

マダラスジハエトリ亜成体♂(Plexippoides annulipedis)はプラスチック円筒容器(直径7cm)の底の縁にいつの間にか糸を厚く張り巡らして住居網を作っていました。
完成した越冬用の袋状住居網はトンネルのようになっていて、どちらからも通り抜けられます。

これは図鑑『日本のクモ』p301の解説に書いてあった通りです。

冬季はスギ、ヒノキなどの樹皮下に袋状住居を作って越冬する。

住居網の外で念入りに身繕いする様子も接写してみました。
ときどきレンズを見上げる姿が可愛らしいですね。

次に住居網を造る様子を観察・撮影したいと思い、容器内を掃除して住居網を撤去しました。
ところがその後は全く造網してくれません。
野外よりも暖かい室内で飼うと越冬準備の行動が解発され難いのか、栄養失調(餌不足)で糸を大量に作る体力が無いのか、脱皮して成体♂になってしまったからなのか、理由は不明です。
雪国で長い冬の無聊を慰めるペットして飼っているだけなので、自然環境をなるべく再現して飼育越冬させている訳ではありません。

室内の照明(蛍光灯)とは関係なく、日没後は住居網で休むようです。
この頃は朝日を浴びると住居網の外に出て来ました。
しかし日が経つにつれて規則正しい日周リズムが乱れてきました。
やはり照明や室温の影響でしょう。


つづく→シリーズ#2


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