2013/07/28

赤ダニに寄生されたハバチの幼虫【名前を教えて】



2013年6月中旬

道端の草むらで見つけたハバチの仲間の幼虫です。
薄い黄緑色でせっかくの保護色なのに、オレンジ色のダニが多数体表に取り付いており非常に目立ちました。
ダニは大きさにばらつきがあるようです。

ハバチ幼虫の頭部は薄い橙色で、目のような一対の黒点模様が左右にあります。
胸部・腹部の側面に疎らにある黒い点が種に特有の模様なのかと思ったのですが、左右対称でない黒点もあるので困りました。
個体差の変異なのか、あるいは体内寄生の副作用で生じたシミ(ホクロ)なのでしょうか?(※追記参照)

様々な草の葉を次々に移動して行きますが、摂食行動を始めないので食草の情報はありません。
未採集、未採寸。


【追記】
『昆虫を操るバクテリア (シリーズ共生の生態学)』p36によると、
大形の異物が昆虫の血体腔に侵入した場合には、大がかりな細胞性免疫反応の引き金がひかれ、その結果、異物は多くの血球がより集まって形成する、密な「カプセル」のなかに閉じ込められる。この反応は「包囲化作用(エンカプシュレーション)」と呼ばれている。包囲化作用はメラニン色素の沈着を伴うことも多く、産み付けられた寄生蜂の卵は、多くの場合包囲化作用をうけて窒息死してしまうものと思われる。







ヤマツツジの花で吸蜜ホバリングするクロスキバホウジャク(蛾)【ハイスピード動画】



2013年6月上旬

里山の尾根道でヤマツツジ?の赤い花にクロスキバホウジャク(Hemaris affinis)と思われる蛾が蜜を吸いに来ていました。
ホバリング飛翔の名手が吸蜜する様子を240-fpsのハイスピード動画に撮ってみました。
花に脚を掛けて着陸している間も羽ばたき続けています。

ホウジャクの高速羽ばたきをしっかり捉えるにはもっと高いフレームレートで記録できるカメラが必要ですね。


2013/07/27

ブヨを捕食するウスリーハエトリ♀(蜘蛛)



2013年6月中旬

ウスリーハエトリ♀(Heliophanus ussuricus)を接写していたら、私の顔の周りを小さなブヨが何匹も飛び回り始めました。
別名メマトイ(眼纏)とも呼ばれ、ヒトの涙を舐めようと眼に向かってしつこく集まるため山中では悩みの種です。※

一匹のメマトイが葉上に着陸した瞬間にウスリーハエトリが素早く捕食しました。
でかした!(残念ながら狩りの瞬間は撮り損ねました。)
初めは横向きでしたが、獲物を咥えたままようやく正面を向いてくれました。
顔を傾げてレンズを見上げる仕草が可愛らしい。

※ 余りにもひどい襲撃で撮影に集中できない場合のメマトイ対策として、私は頭から被る虫除けのメッシュネットおよび透明のゴーグルを常時携帯しています。
ボディーガードとして顔の上にハエトリグモを数匹放し飼いにしておくのも有効かもしれませんね(笑)。
気まぐれですぐに職場放棄するのが難点です。

眼球に向かってアタックするメマトイをいつかスーパースローカメラで撮影してみたいものです。





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