ブヨを捕食するウスリーハエトリ♀(蜘蛛)
2013年6月中旬
ウスリーハエトリ♀(Heliophanus ussuricus)を接写していたら、私の顔の周りを小さなブヨが何匹も飛び回り始めました。
別名メマトイ(眼纏)とも呼ばれ、ヒトの涙を舐めようと眼に向かってしつこく集まるため山中では悩みの種です。※
一匹のメマトイが葉上に着陸した瞬間にウスリーハエトリが素早く捕食しました。
でかした!(残念ながら狩りの瞬間は撮り損ねました。)
初めは横向きでしたが、獲物を咥えたままようやく正面を向いてくれました。
顔を傾げてレンズを見上げる仕草が可愛らしい。
※ 余りにもひどい襲撃で撮影に集中できない場合のメマトイ対策として、私は頭から被る虫除けのメッシュネットおよび透明のゴーグルを常時携帯しています。
ボディーガードとして顔の上にハエトリグモを数匹放し飼いにしておくのも有効かもしれませんね(笑)。
気まぐれですぐに職場放棄するのが難点です。
眼球に向かってアタックするメマトイをいつかスーパースローカメラで撮影してみたいものです。
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