2012/12/04
ミンミンゼミ♂の鳴き声♪を声紋解析してみる
2012年8月下旬
ミンミンゼミ♂(Hyalessa maculaticollis)が網戸に止まって喧しく鳴いていました。
腹面から見るとしっかり腹式呼吸の唱法ですね。
鳴き止んでしばらくすると飛び去りました。
おしっこを排泄したかどうか不明です。
飛ぶ前におしっこするというのは、樹液を吸った直後だけなのかな?
ミンミンゼミ♂の鳴き声の声紋解析
いつものように元のMTS動画ファイルから音声をWAVファイルにデコードしてからスペクトログラムを描いてみました。
腹部の発音器は共鳴室を有するだけあって、非常に多くの倍音成分が含まれていました。
今まではlinuxコマンドラインツールのsndfile-spectrogramを使って解析していました。
今回新たにSpek(Acoustic Spectrum Analyser)というソフトウェアを見つけたので試しに使ってみました。
描画の色使いが変わっただけですけど、マルチプラットフォーム(Windows, Mac, Linux)のプログラムなので、ブログに紹介しやすくなりました。
今後はこれを使うことにします。
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ジガバチの営巣:獲物を狙うアリとの死闘(その4)麻痺した芋虫の脱糞・吐き戻し
2012年8月下旬
クロヤマアリ(Formica japonica)の大群に襲われたヨトウムシを救出して同定用に接写していると、口から橙色の液体を吐いていました。
心なしか大顎が弱々しく動いているようです。
ジガバチの毒針麻酔は咀嚼筋には充分効いていないのでしょうか。
泡を吹くように水滴が口から出入りしています。
外敵に対する忌避物質かと思ったのですが、液体から特に嫌な匂いはしませんでした。
アリも気にせず攻撃してきます。
芋虫の腹端を見ると、なんと脱糞していました。
体壁の筋肉は麻痺していても内臓の消化・排泄機能は正常であることが分かります。
蟻が肛門や糞にも噛みつこうとしています。
シリーズ完。
【追記】
『日本動物大百科10昆虫Ⅲ』p44によれば、
(アナバチ型ハチ類に)麻酔された餌は全身運動はできないが、触角、脚、口器などを部分的に動かすことができ、呼吸や排泄も行うことができる。
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2012/12/03
ジガバチの営巣:獲物を狙うアリとの死闘(その3)戦利品に群がる蟻
2012年8月下旬
ジガバチ♀が捨てた獲物(ヨトウムシ)にクロヤマアリ(Formica japonica)が群がり始めました。
5倍速の早回し映像をご覧下さい。
よってたかって引っ張っても太った芋虫は重過ぎてびくともしません。
肉片に切り裂かないと巣に持ち帰れないでしょう。
10倍速バージョンの早回し映像も作ってみました↓。
お忙しい方はこちらをご覧下さい。
つづく→その4
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