2024年7月上旬〜中旬
シーン0:7/5(@0:00〜)
アンズ(杏)の木の下で拾い集めた落果を1箇所にまとめて置き、自動センサーカメラで見張っています。
明るい昼間はスズメバチ類がアンズの熟果を食べに来るのではないかと期待したのですが、予想は外れました。
シーン1:7/7(@0:03〜)
数匹の黒くてやや大きな昆虫が低く飛び回っています。
しばらくすると、近くの下草に留まりました。
おそらくコウカアブ(Ptecticus tenebrifer)ではないかと推測しています。
シーン2:7/8(@0:41〜)
アンズ落果の表面には、微小なアリやショウジョウバエの他に、ハネカクシらしき黒っぽい甲虫もうろついていました。
ハネカクシは肉食性で、腐果に発生するウジ虫(ハエの幼虫)などを捕食しているはずです。
ハネカクシ同士が互いに出会うと、尻尾をくねらせて牽制していました。
一方コウカアブ?は、落果の山の周囲を飛び回るだけなので、熟果の吸汁が目的ではないようです。
コウカアブ2〜3匹の飛翔を群飛と呼ぶには個体数が少な過ぎます。
おそらくアンズ落果に産卵に来る♀と交尾しようと♂たちが待ち伏せしているのでしょう。
周囲で飛び回る者には何にでも反応して即座に飛び立って追いかける(迎撃)ので、縄張りの占有行動に見えます。
実際に同種のライバル♂を追い払っているかどうかまでは、映像では分かりませんでした。
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シーン3:7/9(@2:29〜)
シーン4:7/11・午前後(@3:40〜)
※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。
昆虫は変温動物ですから、本来トレイルカメラの熱源センサーは反応しないはずです。
風揺れなどのせいで監視カメラが頻繁に誤作動して、たまたま撮れたのでしょう。
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