2023年3月中旬・午前5:36頃・気温-2℃(日の出時刻は午前5:47)
笹薮に囲まれた河畔林の溜め糞場rpに早朝からホンドタヌキ(Nyctereutes viverrinus)aが排便に来ていました。
珍しく東を向いて脱糞中です。
日の出直前の河畔林はもうだいぶ明るく、トレイルカメラは自然光モードで起動しました。
右奥の雪原を別個体bが右からブラブラと歩いてやって来ました。
少し遅れて左から別個体cが走って右に走って来たので、驚いたbは慌てて右に引き返し逃走。
縄張り争いで侵入者を追い払ったようですが、タヌキの唸り声や鳴き声は聞き取れませんでした。
そもそも溜め糞場は複数のタヌキが共有しているので、完全に排他的な縄張りではありません。
たまたま同じ時刻に溜め糞場rpで鉢合わせしてしまったのでしょう。
溜め糞場rpで排便を済ませた個体aが、奥の残雪上で待っていたcに合流しました。
しばらく並んで佇み右を眺めてから、ペアは一緒に右へ走り去りました。
bは、嬉しげに(はしゃぐように)駆け出しました。
近くの川でカラスが鳴いています♪
タヌキは一夫一妻制です。
aとcが♀♂番 を形成しており、単独行動のbは縄張り侵入者だったようです。
あぶれ♂が既婚♀に横恋慕する三角関係だとしたら面白いですけど、もしかするとbはacペアの間に昨年生まれた子供なのかもしれません。
繁殖期に入り子別れしたのかな?と思ったりするのですが、私の勝手な想像です。
素人目には、深刻な縄張り争いというよりも、タヌキの幼獣同士がふざけてやる追いかけっこ遊びにも似ていました。
※ 鳴き声が聞き取れるように、動画編集時に音声を正規化して音量を強制的に上げています。
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