2023年3月中旬・午後12:00頃・晴れ
川沿いの公園に立ち寄ると、雪がほとんど溶けていました。
水溜りの横に1羽のツグミ(Turdus eunomus)を発見。
飲水や水浴を始めるかと期待して私がカメラを向けたら、ツグミは警戒したのか水溜りから離れてしまいました。
断続的に小走りし、私から少しずつ離れて行きます。
走る際には頭を下げて前傾姿勢になります。
地面は枯れ草や落ち葉に覆われ、溶け残った残雪が未だ少しあります。
そんな環境でツグミが立ち止まると、見事な保護色で見つけにくいのが実感できます。
私のカメラでは被写体としてツグミを自動認識・追随できません。
公園の築山に植栽されたカシワには茶色の枯れ葉が枝に残ったまま(カシワの特徴)ですが、一部の枯れ葉は落ち葉となって地面に散乱しています。
やがてツグミは地面に散乱する落ち葉を丹念にめくって獲物となる虫を探し始めました。(@0:51〜)
急に振り返って駆け寄ると、地面に居た虫を捕食しました。(獲物の正体は不明 @1:04〜)
落ち葉をめくるというよりも、嘴で横に素早く跳ね除けることが多いです。
落ち葉の葉柄を咥えて持ち上げて移動させることもありました。(カシワの落ち葉は裏返らず)(@2:09〜)
それから、苔や芝生に覆われた地面に嘴を素早く突き刺して、穴を掘ることもありました。
雪が完全に溶けた築山を駆け上がると、大きな庭石に登りました。
見晴らしの良い高台から周囲をしばらく見回すと、庭石の背後に下りて姿を消しました。
どうも私に対する警戒を最後まで解いてくれなかった印象です。
関連記事(2週間後の撮影)▶ 早春の河川敷を駆け回り虫を捕食するツグミ(冬の野鳥)
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