2023年3月中旬
下草に笹薮が生い茂る河畔林でホンドタヌキ(Nyctereutes viverrinus)が残した溜め糞場rpを監視していると、同じ日にホンドギツネ(Vulpes vulpes japonica)が2回現れました。
同じ流域の溜め糞場rvおよびbLに冬季キツネが来ていたので、ここrpに登場しても不思議ではありません。
しかし、どの地点でもキツネの登場頻度はタヌキよりかなり低いです。
これはそのまま生息密度(個体数)を反映しているのでしょうか。
シーン1:午前3:59・気温-1℃・(@0:00〜)
右から登場したキツネは、溜め糞場rpには立ち寄りませんでした。
凍った残雪の上を右奥に歩き去りました。
※ 動画編集時に自動色調補正を施して暗所を明るく加工しています。
シーン2:午前6:20・気温-2℃・(@0:13〜)(日の出時刻は午前5:53)
約2時間20分後、明るくなった早朝にキツネが再登場。
同一個体なのか、別個体なのか、気になるところです。
嗅覚に優れるキツネがタヌキの糞便臭に気づいていないはずはないのに、今回もキツネはタヌキの溜め糞場rpには全く興味を示さず、立ち寄りもしませんでした。
オニグルミの大木を迂回するように左へ回り込み、笹藪の背後で残雪の雪原を右往左往しています。
2回の短い登場シーンを1/3倍速のスローモーションでリプレイ。(@0:34〜)
キツネの尻尾は先端が地面(雪面)に着きそうで着かない長さでした。
溜め糞場でキツネとタヌキがばったり出くわした時に何が起きるのか、見てみたいものです。
激しい喧嘩(縄張り争い)になるのでしょうか?
お互いに遠慮しあってニアミスを回避しているのかもしれません。
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