2022年8月上旬・午後22:42頃・気温26℃
タヌキとアナグマが共有している溜め糞場sを監視するトレイルカメラにカエル(種名不詳)が初めて写りました。
そもそもカエルは変温動物ですから、今回カメラが何に反応して起動したのか不明です。
おそらく恒温動物の野ネズミかコウモリが素早く通り過ぎたのでしょう。
画面の下より小さなカエルがのそのそ歩いてスギ林道を横断開始。
トレイルカメラが照射する赤外線を反射して、目だけが白く光っています。
林道上に転がっているスギ落枝の上でしばし静止してから、いきなり大跳躍を披露しました。
再び歩き出し、スギ落葉の敷き詰められた林道を移動して行きます。
最後はスギ大木の幹に跳びつきました!
これから木登りを始めそうですが、残念ながら録画が切れてしまいました。
カエルの跳躍シーンを1/3倍速のスローモーションでリプレイ。(@0:59〜)
「溜め糞場に集まる夜行性の食糞性昆虫を狙ってカエルが捕食する」というシナリオを期待したのですが、このカエルは溜め糞を素通りしました。
おそらくカエルは嗅覚が鈍くて、暗闇で糞便臭を嗅ぎ取れないのでしょう。
また、カエルは視覚に頼って狩りを行いますから、真っ暗な夜に、しかも特に暗く鬱蒼とした杉林で虫を捕食するとは考えにくいです。
一度でも狩りの成功体験があれば、学習して溜め糞場の近くで獲物を待ち伏せするようになるかもしれません。
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