2021年8月中旬・午後15:50頃・くもり
道端の雑草が生い茂った休耕地に咲いたヒメジョオンでヨコジマオオハリバエ(Tachina jakovlevi)が訪花していました。
動画に撮り始めた途端に、別の昆虫が高速で飛来し、背後から飛びかかりました。
1/5倍速のスローモーションでリプレイしても、電光石火の出来事で何が起きているのかよく分かりません。
襲われる直前にセスジハリバエは気づいてヒメジョオンの花から飛び立とうとしていました。
しかし逃げるのが間に合わず、空中でぶつかった2匹はもんどりうって花から転がり落ちました。
ハエ類を狩る狩蜂なのかと初めは思ったのですが、おそらく同種のハエが求愛したのではないかと思います。
蜜源植物の占有行動(縄張り争い)とは考えにくいでしょう。
ヨコジマオオハリバエは鱗翅目の幼虫に寄生するらしいのですが、それに寄生する別種のハエがいるとしたら面白い話です。
その後、別れたヨコジマオオハリバエ(Tachina jakovlevi)のうち1匹が近くに自生するアカジソ(赤紫蘇)の葉に止まりました。
両手両足を擦り合わせ、顔も前脚で拭って念入りに身繕いしています。
前足に付着していたキク科植物の種子の冠毛(白い綿毛)を払い落としました。
化粧が済むと飛び立ち、近くに咲いた別のヒメジョオン群落に向かったようですが、見失いました。
飛び立つ瞬間を1/5倍速のスローモーションでリプレイ。
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