2020年8月中旬・午前7:25頃・晴れ
水田の横の農道でシオカラトンボ♀(Orthetrum albistylum speciosum)が止まっていました。
シオカラトンボの♀は、別名ムギワラトンボとも呼ばれます。
砂利道に着陸したまま翅を休めています。
腹部をひくひく動かしながら(腹式呼吸)、ときどき辺りを油断なく見回しています。
自発的に飛び立ったので追いかけると、落ち着き無く離着陸を繰り返しました。
なぜ草葉にしがみついたり枝先に止まったりせずに、いつも地面で休むのか?と疑問に思いました。
『トンボのすべて』を読むと、トンボの止まり方を分類していました。
うつぶせ型の止まり方 flat perching
日中の大半、じっと止まり、餌が来たときや♀が来たとき、そしてライバルの♂がやってきて追っ払う時だけ飛び立ち、用が済むとまた止まってしまう。このような「静止型」のトンボは平らに止まります。(中略)トンボ科の多くの種は土の上などにペタンとうつぶせに止まります。(中略)これらのトンボも夜眠るときはたいていぶら下がります。(p88より引用)
飛び立つ瞬間を狙って240-fpsのハイスピード動画でも撮ってみました。(@1:15〜)
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