2019年11月下旬・午後16:25(日の入り時刻は午後16:22)
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川面で近くのオオバンを攻撃するオナガガモ♂(冬の野鳥)
川岸の土手に残って草を食べていたオオバン(Fulica atra)が水際に戻って来ました。
砂地の川岸を弁足でぺたぺたと歩き回っています。
先に川に戻った仲間(
しかし鳴いて仲間を呼ぶことはありませんでした。
コンクリートの岸から川に飛び降りた…と思いきや、なぜかすぐにまた上陸しました。
川岸を徘徊しながら黒っぽい糞をポトリと排泄(@1:11)。
直後に尾羽根を素早く左右に振り動かしました。
広い川面のどこかでオナガガモの群れに紛れ込んでいるオオバンの仲間を見つけたのでしょうか。
ようやく決心がついたのか、川に入水して泳ぎ去りました。
(その後仲間と出会えたかどうか、私は見届けていません。)
『マルチメディア鳥類図鑑』でオオバンを調べると、
オオバンにはみずかきがないのに、泳いだり、もぐったりすることができる。(中略)
オオバンのあしゆびには、弁がついている。あしのゆびにそってヒレがあるのだ。そのヒレは後ろにかくときだけ広がり、前にもどすときは閉じて、水の抵抗を少なくする。ヒレの動きがポンプなどの弁と同じなので、弁足とよばれる。
あしが後ろのほうについているので、歩くのはうまくない。おもに水面を泳ぎながらえさを探すが、ときに水にもぐることもある。草のタネや水草を食べる。飛び立つときには、水面を助走する。
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