2019年10月下旬・午後13:50頃
川沿いに咲いたセイタカアワダチソウの群落でキイロスズメバチ(Vespa simillima xanthoptera)のワーカー♀が飛び回っていました。
獲物を必死で探索しているようです。
あまりにも忙しない動きなので、一瞬だけ垣間見えた探餌飛翔を1/5倍速のスローモーションでご覧下さい。
キイロスズメバチ♀を見失った私は気を取り直して、別の訪花昆虫を撮り始めました。
ベニシジミ(Lycaena phlaeas daimio)が翅を半開きのまま吸蜜しています。
同じ花序にフタモンアシナガバチ(Polistes chinensis antennalis)の雄蜂♂が登って来ても、互いに無関心で吸蜜を続けていました。
雄蜂♂も花蜜が目当てで、獲物を狩ることはありません。
ベニシジミは蜂の性別を見分けられるのでしょうか?
目の前のフタモンアシナガバチが♂と分かった上で、安心し切っているのかな?
そこへ先程のキイロスズメバチ♀が戻って来て、油断していた(?)ベニシジミを背後から急襲しました。
しかし狩りは失敗し、ベニシジミは花から落ちるように飛んで逃げのびました。
1/5倍速のスローモーションでリプレイ。
近づいてくる蜂の羽音を聞いて避難する、などの逃避行動は特に見られませんでした。
狩りの成功シーンは今まで一度しか見たことがありません。
▼関連記事(2、3年前の撮影)
・キイロスズメバチ♀がセイタカアワダチソウの花で吸蜜しセイヨウミツバチ♀を狩る
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