2019年5月上旬
川沿いの農道の端に咲いたセイヨウタンポポの群落でキタテハ(Polygonia c-aureum)が訪花していました。
意外にもこの組み合わせは初見です。
越冬明けのはずなのに、翅が擦れたり破損がなくて状態の良い個体でした。
翅をゆるやかに開閉し、花上で向きを変えながら吸蜜しています。
後翅翅裏の外縁が濃褐色なのは、♀の特徴です。(参考:フィールドガイド『日本のチョウ』p222-223)
飛んでもすぐに隣の花へ移動します。
地面に倒伏した花にも訪れました。
後半は翅を閉じて吸蜜するようになりました。
日差しが強くて暑いのかな?
背後の田んぼは既に水入れした後で、カエルの鳴く声が聞こえます。
ノスリと思われる猛禽類も遠くで鳴いています。
のどかな春の田園風景でした。
撮影後にタンポポの萼が反り返っている(セイヨウタンポポの特徴)ことを確認しました。
キタテハ秋型♀@セイヨウタンポポ訪花吸蜜 |
キタテハ秋型♀@セイヨウタンポポ訪花吸蜜 |
キタテハ秋型♀@セイヨウタンポポ訪花吸蜜 |
キタテハ秋型♀@セイヨウタンポポ訪花吸蜜 |
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