2018年10月中旬・午後12:45
畑を飛び回っていたモンシロチョウ♂(Pieris rapae)がキャベツの葉に止まりました。
翅を広げて日光浴を始めました。
恥ずかしながら私は今までモンシロチョウの外見による性別判定法を知らなかったのですが、フィールドガイド『日本のチョウ』という図鑑を紐解くと、この個体は♂のようです。(前翅の表面の前縁付近が灰色を帯びるのが♀)
ここで♀を待ち伏せするつもりなのでしょう。
そこへ突然、一頭のヒメアカタテハ(Vanessa cardui)が飛来し、なぜか休息中のモンシロチョウ♂に興味を示しました。
短い出会いを、まずは1/5倍速のスローモーションでご覧下さい。(その後に通常速度の映像が流れます)
ヒメアカタテハがモンシロチョウの背後から迫ると、モンシロチョウ♂は開いていた翅を数回閉じました。
交尾拒否するモンシロチョウ♀がやるように腹端を高々と持ち上げることはありませんでした。
この個体が♂だと分かれば不思議ではありません。
ヒメアカタテハはすぐに飛び去り、続いてモンシロチョウ♂も飛び立ちました。
私はヒメアカタテハの性別を外見で見分けられないのですが、もし♂だとしたら、まさか似ても似つかぬモンシロチョウに誤認求愛したのですかね?
ヒメアカタテハが縄張りを守っているにしても、食草ではないキャベツ畑を縄張りにする意味が分かりません。
(逆にモンシロチョウがキャベツ畑に縄張りを張って守る行動をするなら理解できます)
※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。
モンシロチョウ@キャベツ葉+日光浴 |
0 件のコメント:
コメントを投稿