マメドクガの飼育記録#7
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マメドクガ(蛾)幼虫の徘徊運動
2018年10月下旬
12日前に脱皮して以来、マメドクガ(Cifuna locuples confusa)の幼虫は食欲が全くありません。
食草として与えたクズの葉裏に隠れてじっとしたままです。
なんだか体長が縮んでいて気になります。
本種は幼虫越冬するらしいのですが、早くも休眠状態に入ったのでしょうか?
死んだのかと心配になり、微速度撮影してみました。
撮影のためにクズの葉を裏返して、毛虫を接写します。
撮影用の照明を長時間当てても、眩しい光を嫌がって覚醒することもありませんでした。
100倍速の早回し映像を見てみると、たまに身じろぎしたので、生存を確認できました。
裸のイモムシとは異なり、毛虫は背脈管(昆虫の心臓)の拍動が見えません。
食草のクズを蔓ごと花瓶の水に入れていたら、葉柄から葉がポロリと自然に脱落するようになりました。(落葉)
野外でもマメドクガ幼虫は落ち葉の下に隠れて雪に埋もれ、長く厳しい冬を越すのでしょう。
※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。
deflickerフィルター処理をかけてLED照明による画面のチラつきを抑えました。
↑【おまけの動画】
deflickerフィルターを使わないと画面がチラつきます。(ブログ限定公開)
冬季は飼育容器ごと外気の低温に晒しておきました。
しかし残念ながら、冬越しさせることに失敗してしまいました。
春になったら、マメドクガ幼虫は死んでいました。
つづく→#8
マメドクガ(蛾)幼虫@クズ葉裏+休眠越冬 |
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