2018年10月中旬
農道沿いに咲いたセイタカアワダチソウの群落でニホンミツバチ(Apis cerana japonica)のワーカー♀が訪花していました。
後脚の花粉籠はほぼ空荷なので、花粉よりも花蜜が目当てなのでしょう。
ミツバチが吸蜜しているセイタカアワダチソウの花穂のすぐ隣にススキが生えていて、その茎にニホンアマガエル(Hyla japonica)が掴まってじっとしていました。
セイタカアワダチソウの花を訪れる昆虫を虎視眈々と待ち伏せているのでしょう。
白い喉をヒクヒクと動かしているアマガエルの体色は通常通りの緑色ですが、ススキの葉の色に紛れているつもりなのかもしれません。
アマガエルが舌を素早く伸ばしてミツバチを狩る瞬間が見れるのではないかと期待して動画を撮り始めました。
しかし結局、ニホンミツバチ♀は無事に採餌を済ませると、別な株の花穂へ飛び去ってしまいました。
このアマガエルは空腹ではなかったのでしょうか?
縞模様の蜂を襲うと毒針で刺されることを学習済みなのかな?
もし相手がハナアブやハエなら果たして捕食していただろうか?
ミツバチ♀も実はアマガエルの存在に気づいていて、舌が届く射程圏内の花にはあえて近寄らないようにしているようにも見えました。(私の勝手な想像かも)
飼育下で本腰を入れて狙わないと、アマガエルの捕食の瞬間を撮影するのは無理なのかな?
ニホンミツバチ♀@セイタカアワダチソウ訪花採餌vsニホンアマガエル@待ち伏せ |
ニホンアマガエル:顔@ススキ茎 |
ニホンアマガエル:側面@ススキ茎 |
ニホンアマガエル@ススキ茎・全景 |
0 件のコメント:
コメントを投稿