2018/11/08
獲物を捕食するチゴハヤブサ(野鳥)
2018年8月上旬
カラスが鳴き騒いでいると思ったら、水辺の森に小型の猛禽類が飛び込んで、すぐにまた飛び立ちました。
咄嗟に流し撮りした映像を、まずは1/5倍速のスローモーションでご覧下さい。
チゴハヤブサ(Falco subbuteo)の成鳥でした。
下腹と脛毛が赤褐色なのが成鳥の特徴らしいです。
てっきりカラスに虐められて(モビング)逃げてきたのかと現場では思いました。
しかしチゴハヤブサの食性を図鑑などで調べると、おそらく樹上で昆虫(または小鳥)の狩りに成功したのでしょう。
近くに聳え立つヒノキの高木の最上部が枯れていて、チゴハヤブサはその横枝に止まりました。
ここがお気に入りの止まり木なのだと、後々分かってきます。
何か小さな獲物(昆虫?)の翅を毟って食べ始めました。
残念ながら望遠レンズを装着するのが間に合わず、獲物の正体は不明です。
しばらくするとチゴハヤブサは止まり木を離れ、辺りを高速で飛び回り始めました。
羽ばたきと滑翔を繰り返しています。
鳴き声は聞き取れませんでした。
チゴハヤブサを撮れたのはもちろん初めてで、とても興奮しました。
実は数年前から見慣れない謎の小型猛禽類が飛ぶのを極稀に目撃していて、気になっていたのです。
ついに手がかりを掴みました。(ブレイクスルー)
近くで営巣しているのでしょうか?
※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。
つづく→親鳥に巣外給餌してもらい食後に脱糞するチゴハヤブサ幼鳥(野鳥)
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