2018年7月下旬・午後12:20〜12:30
よく晴れた暑い夏の昼下がり。
川沿いの堤防に居た1羽のカワラバト(=ドバト;Columba livia)が眼下の川を見つめ、いかにも水際に降りそうな素振りをしています。
これから水浴または飲水するのではないかと予想し、動画撮影開始。
案の定、ドバトはコンクリートブロックで覆われた護岸の急斜面を苦労して下り始めました。
バランスを崩しそうになると羽ばたいて少し飛び、ようやく水際まで辿り着きました。
小さな滝のように水飛沫を上げている堰の近くに設置されたコンクリート塊の凹みに水が溜まっています。
鳩はそこで嘴を浸すと流れる川の水をゴクゴク飲み始めました。
一般に鳥類は一口ごとに首を上げて水を喉に流し込まないといけませんが、ハト類だけは頭を下げたまま水を飲み込めるのです。
(この特技を可能とする比較解剖学的なメカニズムは既に調べられているのですかね?)
喉の乾きを癒やしたドバトは、水浴びはせずに、コンクリート塊を一段登ってじっとしています。
堰の水飛沫を浴びて涼しそうです。
辺りをキョロキョロ見回しているので、私の存在を警戒しているのかもしれません。
私が見てるから水浴してくれないのかな?
試しに私が少しずつ離れても鳩は長時間じっと佇んでいるだけでした。
行水しなくてもミスト・シャワーを浴びているだけで充分気持ち良いのでしょう。
※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。
ドバト(野鳥)@川+飲水 |
ドバト(野鳥)@川:水際+納涼 |
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