2017年8月下旬
農業用水路の堤防で寄生植物アメリカネナシカズラが茹でた黄色い細麺をぶちまけたように蔓延っていました。
その群落でフタモンアシナガバチ(Polistes chinensis antennalis)のワーカー♀が訪花していました。
絡み合う茂みの中では吸蜜に夢中で、セイヨウミツバチ♀とニアミスしても互いに無視しています。
※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。
この植物を同定するために小さな花を接写しました。
いちばんわかりやすい違いは、雌しべの先端がアメリカネナシカズラは2つに割れていることです。ネナシカズラは割れません。 (ピッキオ『花のおもしろフィールド図鑑:夏』p82より引用)
今回の場合、アメリカネナシカズラの寄主(ホスト)は主にセイタカアワダチソウのようです。
外来植物同士で熾烈な生存競争が行われています。
以上、アメリカネナシカズラの根も葉もない本当の話でした。
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