夜ヤナギハナガサの花蜜を吸うミツモンキンウワバ【蛾:暗視動画】
2017年8月下旬・午後18:42〜18:47(日の入り時刻は午後18:17)
日没後、街中の電柱の直下に咲いたヤナギハナガサ(別名サンジャクバーベナ)の小群落で訪花している夜蛾がいました。
初めは驚かせないように赤外線の暗視動画で撮影します。
一見するとホバリング(停空飛翔)しているようですが、吸蜜中は脚を花にかけたまま半開きの翅を高速で羽ばたいています。
気温の下がる夜にすぐ飛び立てるように、体温を上げるためのアイドリング(暖機運転)なのでしょう。
夜風が吹いてヤナギハナガサの集散花序が激しく揺れても、蛾は花にしがみついて吸蜜を続けます。
次にハンディカムの補助照明(白色LED)を点灯しました。
蛾は眩しい白色光に驚いて逃げたり逆に誘引されたり(走光性)もせずに、ヤナギハナガサの花蜜に夢中でした。
同定のためにストロボを焚いて写真に撮ると、イチジクキンウワバと迷いましたがミツモンキンウワバ(Ctenoplusia agnata)と判明。
0 件のコメント:
コメントを投稿