2016年8月上旬
用水路沿いのハンノキ林にアオサギのコロニーがあります。
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アオサギ(野鳥)の群れが河畔林のコロニーで朝の羽繕い
夜明けに塒から飛び立ったアオサギ(Ardea cinerea jouyi)が大声でギャーギャー♪鳴きながら、朝焼けが始まった空を背景に北西へ飛んで行きました。
採餌場へ向かっているのでしょう。
ビデオカメラ内蔵の時計が狂っていて、残念ながら時刻が分かりません…。
映像では一羽だけですが、コロニーからアオサギがばらばらに飛び立ちました。
また逆にどこからか飛来してコロニーや近くの池に急降下するアオサギも居ました。
夜間採餌していた個体が朝帰りしているのかもしれません。
夜が明ける前の暗い夜空でもよくアオサギが飛んでいるのですけど、暗視カメラの赤外線も到底届かず撮影は無理でした。
今まで見てきた集団塒をとる他の種類の野鳥(ハクセキレイ、カラス、ムクドリ、スズメ)と比べて、アオサギの群れはどうも行動の統一性に欠けます。
コロニーを作るのに個人主義が強い印象。
『日本動物大百科3:鳥類I』p48によると、
本種(アオサギ)は基本的には昼行性と考えられるが、夜間飛びながら鳴いている声を聞くこともあり、夜も動きまわる場合があるようである。それが個体差によるものか、採食場所やねぐらの条件によるものか、注意して調べていく必要があろう。
アオサギのコロニー(鷺山)にもっと近づいて暮らしぶりをじっくり撮影してみたいものです。
しかしアオサギはおそろしく警戒心が強いので、おそらくブラインドが必要になるでしょう。
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