2016年7月下旬
峠道の草むらで(標高〜640m)ヒメバチ科の一種がゆっくり飛び回っていました。
産卵管が見えないので♂…とは限らない?
現場ではアゲハヒメバチかと思ったのですが、ブログの写真を見直すと全然違いました。
▼関連記事細長い腹部の赤と黒の配色がジガバチと似ている気がしました。
蜂蜜を舐めるアゲハヒメバチ♀
擬態しているのかな?
ヒメバチ科の中でもアメバチの仲間ですかね?
ネット検索で似た蜂を見つけましたが名前は分からず仕舞い。(参考ブログ1、2)
ホバリング(停空飛翔)を披露してくれた後で、ようやく草むらに着陸しました。
ビデオカメラを近づけたら再び飛び立ちました。
ホバリングでゆっくり飛ぶ様が印象的です。
♀なら寄主を♂なら交尾相手の♀を探索しているのでしょう。
ミゾソバ?の葉先に興味を示し(?)、ホバリングしました。
※ 薄暗い日陰で撮ったやや不鮮明な映像だったので、編集時に自動色調補正を施しています。
蜂を同定するため、ありあわせのビニール袋を被せて採集しました。
葉上で身繕いしていたのですけど、撮影よりも採集を優先。
以下は標本写真。
自然乾燥させただけなのに、細長い腹部が左右から潰されたようにぺしゃんこになりました。
背面 |
側面 |
胸部側面 |
腹部側面 |
単眼 |
胸背 |
胸部側面 |
顔 |
腹面 |
右前翅の翅脈 |
右後翅の翅脈 |
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