2014/10/05
ヒヨドリバナを訪花するキバネセセリ♂の羽ばたき【HD動画&ハイスピード動画】
2014年7月中旬
山間部の道端に咲いたヒヨドリバナの群落でキバネセセリ♂(Bibasis aqulina chrysaeglia)が訪花していました。
頭部をしげしげと眺めると、触角とは別に一対の短い黒い突起が生えていることに気づきました。
これは何と呼べば良いんですかね?
翅を閉じたまま吸蜜しています。
キバネセセリの性別を知るには採集するか翅表を撮る必要があります。
飛び立つ瞬間を狙って240-fpsのハイスピード動画でも撮ってみました。(@1:56〜)
羽ばたきがとても速いので、全編を更に1/3倍速のスローモーションに加工してあります。
翅表は無地の黄褐色だったので♂と判明。
ミドリヒョウモン♂と一緒に吸蜜することもありました。
これまでハイスピード動画を撮る際は、横着して手持ちカメラのまま飛んでくれるまで気長に長撮りしていました。
痺れを切らして物を投げつけて飛び立ちを撮ることもありました。
そんな映像はいまいち印象が悪いし、美しくありません。
後半は三脚を立てて撮ってみました。
アングルを決め録画開始してから蝶に近づけばすぐに飛んでくれるので、ファイル容量も大幅に節約できます。
三脚を使えば手ブレ映像が安定するだけでなく、より自然な絵が撮れます。
更にリモートレリーズを使えば、録画開始ボタンを押す操作で映像がぶれることも無くなります。
今後も余裕があれば三脚を使おうと思います。
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