2014年7月下旬
農業用水路沿いに背高く伸びたタケニグサの群落でコガタスズメバチ(Vespa analis insuralis)のワーカー♀が獲物を求めて飛び回っていました。
たまに花に止まっても吸蜜したり油を売ったりせずに、花を丹念に調べて回ります。
タケニグサの花に止まって食事中のシロテンハナムグリ達を狩るかと内心期待しながら見守りました。
しかしシロテンハナムグリは間近でスズメバチの羽音を聞いても花から逃げる素振りを全く見せず、食事や交尾に没頭しています。
▼関連記事硬い鞘翅で守られているので、コガタスズメバチの獲物にはならないようです。
タケニグサの花で交尾するシロテンハナムグリ
一方、クロマルハナバチ♀がコガタスズメバチ♀とニアミスすると慌てて逃げて行きました。(@1:26)
ちなみに、タケニグサの花にたまたま飛来したシロテンハナムグリの飛翔シーンも撮れています。
ハナムグリの仲間は前翅(鞘翅)を閉じたまま後翅だけを広げて飛ぶのが特徴です。
(できればハイスピード動画に撮りたかった…。)
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